“体重計に乗る”という拘りを手放した娘。

食べる量や食べ方に変化はまだありませんが
思考は少しずつ変わってきているように感じます。



『私 
 何年同じパターンの朝ごはんしてるんだろ⁈』


娘がふと発した言葉です。






退院後は
しばらく体重増のために
朝から600kcalの食事をしていましたが

生理が戻ってからは
野菜ジュース(夏)かスープを飲んで
バナナ&ヨーグルトを食べ
ハム&チーズを挟んだイングリッシュマフィンを

ずーっと食べていました。(約400kcal)



絶対にコレではなくてはならなかった時期があり
切らさないように
常に冷蔵庫チェックをしていた私。



それが

400kcalであれば
食パンにハム&チーズでもokになり
菓子パンでもokになり
ヨーグルトも
決まったメーカーのものでなくてもokに。


基本的なパターンは続いていますが
色々融通が効くようになってきました。




我が家の朝食は
各自が勝手に食べたいものを食べる形式なのですが

自分の朝食スタイルを
“拘っている”と思ったであろう娘は

『別に何でも良いんだよね。』と。



その経緯があったので

最近は朝ごはんの準備をせずに
様子を見ていましたが


『何食べれば良い?』という娘に

『何でも。食べたいものを食べたら?』と私。



『…何でも良いは無理。』と

結局いつもと変わらずの朝食に。笑




ちょっと突き放し過ぎたかな⁈と反省です。




それでも拘りを手放そうとしている姿に
嬉しく思った出来事でした。





“拘り”といえば
発達障害児の末っ子ちゃんにも
自分なりの拘りがあります。


放課後デイの先生達の支援もあり
『まぁいいか。』と
切り替える力がついた末っ子ちゃん。

担任の先生からも
もの凄い成長を感じると言われるくらいに
本人なりに楽しく学校生活を送れています。



発達障害の拘りが緩くなった末っ子ちゃんと
拒食症の拘りが緩くなった娘。


2人を見て
病気は違うけれども
根本の所が似ているな…と感じていた私。



実際
共通する要素があると言われているそうです。

併発していらっしゃる方もいます。





難しいことはすっ飛ばしますが

2人とも
“不安だから拘る”という所は同じです。




以前
2人とも手が掛かって大変だね…と
言われたこともありましたが

私自身があまりそう思わなかったのは
対応が似ているのもあるかもしれないと
今更ながら気付きました。




2人にとっては
同じ行動を繰り返すのは安心感を得るためで
自分を守る大切なルーティンです。


娘の拒食が始まった時
私はこれに気付くのに時間がかかりました。


理解出来ない行動を繰り返す姿を見て
無理に止めさせようとしていた私。

より不安にさせているとも思わず…



娘には申し訳なかったなと思います。





2人とも

自己肯定感=ありのままの自分を良いと思える心 と
自己効力感=自分なら出来ると思える自信 が低め。



娘は現在進行形でよく口にしますが

『みんなと同じになりたい…』と

末っ子ちゃんに
涙ぐみながら言われたこともあります。





娘との闘病の中でも
散々自己肯定感の低さを見てきた私は

娘にしてあげられなかった後悔を
繰り返さないように

みんなと同じに…という末っ子ちゃんに
『そのままのあなたが大切だ』ということを
しつこいくらい言動に出すことをしています。


家族には
無条件で愛されているんだと感じて欲しい。



周りの人達の理解と支援の中

成功体験の積み重ねで
少しずつ自信をつけている末っ子ちゃん。



娘も自信をつけようと動き出しました。


拘りが無くなっても安心出来るように

娘にも
『そのままのあなたが大切だ』と
今まで以上に伝え続けようと思います。






⁂ Fuwa-Trois 


パパさんのお土産シリーズ♪

この日はルタオのフワトロワのブーシェブール〜

初めましてのスイーツでしたが
挟まっているチーズクリームが美味しかったです‼︎

1個180kcalあるので娘は手を出さずでしたが
また頂けることがあったら一緒に食べたいです‼︎
(半分にすれば良かったよね…汗)



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このブログを元に摂食障害が漫画化されています‼︎


専門の病院での本格的な闘病の様子が描かれています。


⬇︎