いよいよ共通テストです。
先週末には
『あと1週間もある…
耐えられない…』
と言っていた娘ですが
学校が始まり
お友達との再会を喜びながらも
早速学校で
共通テスト対策のテストを受けました。
結果は悪くなかったようで
思っていたよりも落ち着いて過ごせています。
全力で頑張っている娘ですが
クリスマス前に一波乱ありました。
11月にあった
最後の模試が返却され
それが
思っていた結果ではなかったようで
心が乱れてしまいました。
『あんなに一生懸命やってきたのに
全然点数が上がってない…
一番力を入れた教科なのに…』
…と出掛け先で涙。
この時期の
受験生あるあるだと思いますが
娘はパニックに…
家に帰るなり
『受験する大学を変える』と大騒ぎでした。
悪かったとはいえ
絶望的な数字ではなかったのですが
（そこまで悪くない…）
一度ダメだと思うと
とことんダメになってしまうのが娘。
長いこと考えて決めたはずの学部も
『別にそんな勉強したくないもん‼︎』
…と言う始末。
要は
はなから受からないと思う大学は
受験したくないんだと思います。
今の娘は“失敗”することを
とにかく嫌がります。
常に“失敗”を避けるように行動をします。
なので
受験も“挑戦”はしません。
これだけやって
受からなかったら
メンタル崩壊するとも言っています。
私からすると
“挑戦”はダメもとなんだから
受からなくても
ダメージは少ないんじゃ⁈と思うのですが
違うんですよね…
ただでさえ自己肯定感が低い娘。
“失敗”は
自尊感情をさらに低くしてしまうという恐れを
常に感じているんでしょうね…
そもそも娘は
拒食症になってから
とにかく“勉強をすること”に追われているので
未だに将来の夢というものを
描けずにいます。
人にどう思われるのかを気にし過ぎる所も
未だに変わらず
そのせいで
結婚も出来ないし
仕事も無理だと決めつけています。
だから『大学へ行っても意味がない』とも。
まぁ
それでも受験することを選んだ娘ですが…
受験する予定にしていた大学も
知り合いのいる所や
お友達が受ける所しか受験しません。
私もそれで良いと思っていたのですが
ここに来てのパニック…
さぁどうするかなーと考えたのですが
冬休み前に
高1の弟が懇談会で言われた事を思い出し
娘に伝えてみることに。
同じく将来の夢が決まっていない弟が
大学をどのように決めたら良いかという質問に
先生が仰ったのは
大学は
唯一自分の好きな事を
自分で選択して学べる所。
だから
今は自分が好きな事に夢中になることが大事。
テストや順位はどれだけ頑張っても
テスト問題との相性や
勉強した所のポイントがズレてしまっていたら
良い点は取れない。
つまり
コツさえ分かればどうにでもなるものだから
そこに重きを置かなくて良い。
どれだけ
自分が好きなことに一生懸命になれるかが大事。
そうすることで
夢は向こうからやって来る。
自分の歩く道が決まってくる。
…というような話をされました。
それを聞きながら
弟にも
そして娘にも
やっぱり大学は
好きなことを学んでほしいなーと思いました。
娘に一通り話した後に
じゃあ娘は何が好きなのか⁈
…という話になったのですが
涙ながらにしばらく考えた後
『写真…とか デザイン…』
それは大学受験を考えた頃
候補に上がっていた学部です。
娘は文系を選択したので
理系に多いデザイン系の学部では
選択肢が狭まってしまいます。
その中でも一度
オープンキャンパスに参加した所があったのですが
娘のやりたい感じとは違ったようで
そこから志望学部が心理学系になりました。
もっとよく探さなければいけなかったなーと
今更ながら後悔しましたが…
私が
パニックになっている娘を前に出来ることは1つ。
娘のやりたそうな学びが出来る大学を探し直す‼︎
…ということで
娘と一緒に
模試で使う大学一覧表を見ながら
ホームページで詳細を確認し
やりたいことと合っているか？
受験科目は大丈夫か？
…などを調べました。
12月下旬にやることじゃない。笑
何だかんだとやっているうちに
娘も少し落ち着いてきました。
結局
心理学系を残したまま
選択肢を2校増やすことに。
娘は
こんな時期に変更することになったのが悔しいのか
私に“ありがとう”と言ってくれましたが
寝るまで涙涙でした。
次の日は
意外にもすっきりとした様子で
早速学校へ調査書のための届出を出したそうです。
それが3週間前のこと。
共通テスト本番を前に
娘は
変わらず黙々と頑張っています。
今週始めに
追加した大学も含め
私大の出願をほぼ終わらせました。
明日は本番。
応援することしか出来ないですが…
一生懸命応援したいと思います‼︎
⁂ 子供達に贈りたい言葉 ⁂
太田朋さんのポストカードです。
20年（?）くらい前に手にしたポストカード。
人生頑張ろう‼︎と思った言葉です。
娘と話していて
ずっと大事に取ってあったのを思い出しました。