退院してから5日目。
娘はどうしようかなー?!と言いながらも
中学校へ一緒に行ってくれました。
授業後だったので
生徒はまばらでした。
『何か緊張する…』と言いながら
職員室へ。
いつもは担任の先生に
1週間分のプリントなどをもらうのですが
娘が退院した事を
知ってくださった
他の先生達が
娘を見に出てきてくださいました。
『退院おめでとう!!』
『元気になって良かったね!!』
『頑張ったね!!』
色んな言葉をいただき
私が感無量でした。
娘はというと
『そんなに出て来なくても…』と
ちょっと引き気味でした(笑)。
次の週にある期末テストに参加する。と
お願いしていましたが
先生は
別室希望を聞いてくださり
教室で受けられない
(不登校などの)子達と一緒に受けるか?
人がいるのが気になるなら
違う教室で1人で受けるか?
どちらが良いか?と
選択肢を与えてくれました。
私は
娘が1人で受ける方を選ぶかと
思っていたのですが
娘は他の子達と一緒に受ける方を
選びました。
人の目が気になると言っていたので
少し驚きでした。
私は(たぶん先生達も)
娘はしばらく
学校の授業に出ていないので
期末テストとは言っても
学校に慣れるための準備運動くらいにしか
思っていませんでした。
しかし
娘にとっては復帰戦!!
テストの日までさらに
自分を追い込みます。
神経性やせ症の合併症として
不安症があるそうですが
娘は極端に不安に陥ります。
この時も
自分で
『授業出てないから分かる訳ない!!』と
言いながら
『悪い点数だったらどうしよう…』
『出来なかったらどうしよう…』と
不安に駆られていました。
数字が自分を評価する物差しだったので
テストの点数や順位は
娘にとっては重要な事だったのです。
私に出来ることは…
あまり無く
ただ
『あなたは頑張ってるよ!!大丈夫だよ!!』と
肯定する事くらいでした。
続く