7時すぎ 起床 身支度 朝食 9時半 お散歩 11時半 帰宅 12時 昼食

電車あそび 14時 お昼寝 17時 おやつ テレビ 18時 入浴 19時 夕食 20時 遊び

21時半 就寝


おじいちゃんとねんねしました。お泊りも慣れて着て問題なし。

僕は手をかけてもらえるから嬉しい、、、なんて気持ちは少ない方だけど色々言われなくても済むからおじいちゃんとおばあちゃんのお家にいると気楽にのんびり過ごせて楽しいよ。


しかし朝からお迎え女3人組。お天気の間にお散歩に行こうってさ。僕は電車遊びしたいけど、、、三輪車に乗れると聞いて重い腰を上げました。

「シャボン玉もって三輪車で走れないって」

うるさいなぁ 僕は気に入ったものは手放せないの!


坂道を降りるスピードがたまんない。

遊んでいたら近所の同級生愛ちゃんが出てきました。一緒に公園へ行くことにしました。まいちゃんも誘ってあげようと家の前に行ったけど用事でダメでした。三輪車から愛ちゃんのぴかぴかのプリキュア自転車に目移りして乗ってみたり

ペダルを回して止まってみたりとややこしい僕で愛ちゃんのママが手伝ってくれなかったら公園へは着いてませんでした。

愛ちゃんは気が良いので自転車に乗せてくれたりしたのでけんかにもなりませんでした。

あんたのお陰だよ、ありがと。


公園ではやっぱり木に登りました。小さな枝を折ってはお母さんに叱られた。でもこの木はたくましいから平気だと思う。痛かった?

にわか雨に降られそうだったから急いで家に帰ることにしました。家までの坂道、三輪車で昇る気力は皆無だよ~。お母さんがんばって。ベビーカーを愛ちゃんのママに押してもらってお母さんはよっちゃんと僕を押してくれました。よっちゃんは押されながらも自分でこいで頑張ってるねぇ。半分自力で坂を登りつめてました。偉い人です。

僕はねぇ、押されるまま自分で昇る気なんてさらさらなくてよっちゃんを押してる瞬間に手を離されて後ろ向けに滑り落ちるのが楽しくてげらげら笑ってすべりってました。お母さんも始めて色々注文つけてたけど最後は笑えて来てほっぺをつねりながらも大笑いしてました。


帰ってお昼を食べたらよっちゃんとお母さんはキーナメモリーに真剣だったから僕はプラレールの世界に入っていました。

のんちゃんが邪魔しに来るから顔をひっかいたらひどく叱られておしまい。おしっこしてお昼寝しました。


起きておやつを食べていたらお父さんが帰って来ました。みんなでお風呂に入って食事をしました。食後はお父さん遊び。

サッカーをしました。僕は燃えてボールを追っておおはしゃぎ。

お父さんにはスイッチがあります。「げんきスイッチ」これを押したからすごいパワーが出てきて楽しい時間になりました。

ちょっと夜更かししちゃいました。


ニュース



●飛鳥美人が大変!?●

今井 邦彦記者(朝日新聞大阪本社生活文化グループ)
 

ジャン

 ニュースで「飛鳥美人が大変だ!」って言ってたけど、だれのこと。


 奈良県明日香村の高松塚古墳にある絵だよ。古墳の中の石室(石でできた部屋)の西と東の

今井 記者

壁に、男の人と女の人が四人ずつえがかれていた。このカラフルな着物を着た女の人たちが飛鳥美人と呼ばれているんだ。


ケン

 コクホウだって言ってたよ。



今井 記者

 約1300年前の飛鳥時代の絵だから、すごく貴重なんだ。国民の宝として、特に大切な「国宝」に指定されているんだよ。


ポン

 それがなぜ大変なの。


高松塚古墳の壁画にカビ、保存のために解体  ――あちこちに黒いカビが生えて、止まらなくなってしまったんだ。飛鳥美人の顔にも黒いシミができちゃったんだよ。そこで、絵がかかれている石室を古墳からほり出してバラバラにし、絵をきれいにすることになったんだ。
 ケン ずっと前に見つかったのに、なんで急にカビが生えたのかな。
 ――1972年に壁画が見つかってから、文化庁という国の役所が古墳に壁画を守るための施設を作って管理してきた。普通の人は入れないから、地元の人たちも壁画を実際に見たことはない。でも「国が守ってくれるからだいじょうぶ」と思っていたんだ。
 ところが実は、ずいぶん前から何度もカビが発生していたらしい。特に2001年に作業員が、外からカビの菌などを持ちこまないようにする「防護服」を着けずに古墳に入ったことや、カビを取り除く作業でたびたび人が入ったことが、悪化させたようだ。

国宝として文化庁が保護
管理が悪くひどいよごれ

ジャン 文化庁はそれをかくしていたの。
――自分たちから発表してこなかったのは確かだね。壁画の中に「白虎」という真っ白なトラの絵がある。それがほとんど消えかけていることが、04年に朝日新聞にのって、大騒ぎになったんだ。「本当のことを発表しろ」という声がたくさんあがって、文化庁もカビで壁画がよごれていることを発表した。

ケン でも、石室をバラバラにするなんて思い切ったことをするね。
――高松塚古墳そのものも、特別に大事な遺跡という意味の「特別史跡」に指定されている。それを分解しちゃうんだから、古墳のことを研究している考古学者には反対する人も多かった。でも、いろんな分野の専門家が話し合って、せまくてじめじめした石室の中でカビを完全に退治するのは無理だ、という結論になったんだ。



バラバラにして運び出す
修理が終わるのは10年後

ポン どうやってバラバラにするの。

 ――まず石室の周りを、壁画をいためない温度や湿度にしておけるように「覆い屋」という建物で囲んだ。その中にクレーンを取り付け、石室をほとんどほり出した。そして今月初めから、クレーンで石をつり上げてトラックにのせ、近くに建てられた壁画を直す施設まで運ぶ作業が始まったんだ。

ジャン 1300年も前の石をつり上げてだいじょうぶなの。
 ――石室は16枚の石の板でできてるんだけど、その一つ一つの大きさに合わせて、そっとはさんで持ち上げる鉄の器具を作ってある。それで石をゆっくり持ち上げ、鉄のわくでがっちり囲んで、荷物をほとんどゆらさない特製のトラックにのせる。
 南アメリカ・イースター島のモアイ像の修理もしたことがある職人さんたちが、1年以上も模型を使って練習してきたんだ。
ポン 取り出した石はどうなるの。
――運ばれた施設でカビのよごれを取ったり、しっくい(石灰などをねり合わせた塗料)がぼろぼろ落ちてこないようにしたりする予定だ。文化庁は、全部の壁画を修理できるまでには約10年かかると言ってるよ。
ジャン わたしたちは、もう壁画を見ることはできないのかな。
――修理施設には見学通路が設けられていて、壁画のある石を窓ごしに見られるようになりそうだよ。
 高松塚古墳近くのキトラ古墳の壁画は保存のためにはぎ取られ、文化庁は少しずつ公開することにしている。今年は5月11~27日、明日香村の奈良文化財研究所飛鳥資料館で、ヘビがカメに巻きついた姿の「玄武」を見ることができるんだ。高松塚の壁画も、いつか公開されるかもしれないね。










【きょうのポイント】

 ▽奈良県明日香村にある特別史跡・高松塚古墳は、

約1300年前の飛鳥時代の遺跡。1972年に発見され、

国宝の「飛鳥美人」などの壁画で有名になった。
 ▽その壁画がカビでよごれていることが、2004年に

明らかになった。文化庁が国宝として保護してきたが、

管理の方法が十分でなかった。
 ▽壁画を直し、保存するため、壁画のある石室をバラバラにして

運ぶ作業が今月から始まった。修理がすべて終わるまで10年かかる見こみ。

(2007年4月21日)