満開の桜の都心から

新大塚へ

 

 

近道の裏路地を

 

 

 

降りて行きますと

 

豊島区立鈴木信太郎記念会

きょうは内覧会

 

みなさん鈴木信太郎先生

ご存知ですか?

 

東京大学文学部の名誉教授

というより

日本のフランス文学の泰斗 ♪

 

ですから 

この記念館は

私たちフランス語を勉強するものにとっては聖地 ♪

 

恐れ多くも・・・

そんな信太郎先生とツーショットをとれるコーナーもあります ♪

 

 

 

鈴木信太郎先生といえば

有名なのは

東京大空襲でも焼け残った

鉄筋コンクリート製の書庫

 

はしご付きの書棚には

たくさんのフランス文学の貴重なご本が・・・

「赤と黒」や「マノン・レスコー」は見つけられませんでしたが(笑)

照明(らんぷ)の灯りもマントルピースも素敵 ♪

 

 

 

 

 

 

大正8年2月に、信太郎先生のところに嫁いでいらした奥さまは、

実は、私の地元・深川で 老舗の 材木商「仲昇」の長女 仲本花子さん

そして、花子さんの妹 宣子さんが、夫の父方の祖母にあたります。

 

50年も昔に、この「大塚の大伯父」のお屋敷に

遊びに来ていた夫は

懐かしい・・・懐かしい・・・

とまるでプルーストの「失われた時を求めて」のように

感慨にふけっていました・・・。

 

 

 

 

 

 

 

信太郎先生が訳したポーの大烏(おおがらす)

フランス語版原本には わたしの大好きな

エドゥアール・マネの挿絵

感激です ♪

 

 

気が付けば

桜のうえに月 ♪

 

お手引きいただいた

たくさんの関係者のみなさま

本当にありがとうございました。

 

 

今日も しあわせを ありがとう