最上志向の特徴
「ストレングスファインダー」は、ギャラップ(Gallup)が提供するパーソナリティ評価ツールで、個人の強みや才能を見つけ、それを活かすことを目的としています。
その中で、「最上志向」(Maximizer)は一つの強みのカテゴリーです。
最上志向は質を追求し、強みを最大活用したい。高パフォーマンスを追求できるが、過度の完璧主義に注意が必要。
最上志向はストレングスファインダーの
テストを受けた人の中ではNo.1の資質です。
強みや自分を生かしたい
という方は最上志向が上位に入ります。
最上志向の人の口癖
・もっとできるはずだ
・圧倒的な成果を出したい
・もっとより良くしたい
・今日よりも明日
・出来ないことよりも出来ることを
・量より質、完璧にしたい
・もっと頑張れるはず
・「もっともっと」はかなり言う
最上志向の資質
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質を重視する傾向: 最上志向の人は、物事やプロジェクトの質を極めようとします。
例えば、プレゼンテーションをするときに、スライドのデザインや情報の精度に徹底的にこだわる完璧主義者です。
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才能の最大限の利用: 強みや才能を見つけ、最大限に活かすことを重要視します。
例えば、自分が得意なことにフォーカスし、その分野でのスキルや実績を積極的に向上させます。
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成功体験の最大化: 過去の成功体験を振り返り、成功した経験を積極的に最大化しようとします。
これにより、自信を持ちながら新しい挑戦に臨みます。
最上志向のメリットデメリット
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優れたパフォーマンス: 最上志向は、質を重視するため、高い水準でのパフォーマンスが期待できます。プロジェクトや仕事の品質向上に貢献します。
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チームの生産性向上: 最上志向者は、個人の強みを最大限に発揮し、他のメンバーと協力してチーム全体の生産性を向上させることができます。
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自己成長と学習: 才能を最大限に発揮することにより、個人の成長と学習が進みます。新たなスキルの獲得や専門知識の向上が期待されます。
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今ある強みをさらに向上させる:他の強みの向上を促し、強めます。
最上志向のデメリット:
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完璧主義の傾向: 過度な質の追求が完璧主義につながることがあり、時間の無駄になったり、そこにいたらない自分や他人を責めがちです。
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他の価値観を見落とす可能性: 最上志向者が自分の価値観にこだわりすぎると、他の人の異なるアプローチや意見を見落とすことがあり、結果可能性が狭まります。
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優先順位の難しさ: すべてを最高のものにしようとするあまり、優先順位をつける難しさが生じることがあり、可能性のあるあれもこれとやり、収集がつかなくなります。
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自分や他人にも厳しい:完璧主義なので「もっと出来るだろう」と自分にも他人にも圧をかけがち。「あなたみたいには出来ません」と言われることがあり、部下などを潰しかねない。
最上志向は強力な強みであり、適切に活用することで個人と組織の成果を向上させることができます。しかし、バランスを保ちつつ、他の視点も大切にすることが重要です。
最上志向の方へのアドバイス
あくなき向上心といえば最上志向です。
この人たちはいつも前を向いて
昨日よりも今日、今日よりも明日の
向上を目指して生きています。
なので非常に優秀な人も多いですが
向上心のない人への理解が低く
責めがちになったり
いたらない自分への罪悪感も出てきます。
そして
いつも何かに追われてる感じの
ストレスがありますよね。
息切れしている方も多く見ます。
少し肩の力を抜いた方が
生きやすくなるなあといつも思います。
最上志向の人は
満足を知らない人でもあります。
多分、一生満足しない
という方もいると思いますが、
最上志向だからこその
マインドだと理解されると
いいかなと。
時には休むのも大事
自分をあまり追い込まず
体には気をつけてくださいね。
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