比べるのはその子の今と過去
他人との比較は子どもの自信を失くす⁉
あの子はこれがもう出来るのになんで我が子は出来ないんだろう?
このぐらい出来て欲しいのに…
という思いからつい「あの子はできてるよ」と言ってしまいませんか?
お友達と比べたり、兄弟と比べたりってついやってしまいがちですよね
○年生なんだからこれぐらい出来ないとだめ!
そんな思いが心にあるとどうしても出来ている子と比較してしまいます
私がそうでした
息子が今出来ていない事が他の子はできるんだから
あなたもできるはずだよと伝えていたんです
当時の私は我が子ができていない事に対して
他の子ができるのになんでやれないの?
というもどかしさでいっぱいでした!
その不安を無くす為に他の子と比べて
息子のやる気を何とか引き出そうとしていました
しかし私の想いとは裏腹に子どもはやる気を失くしていきました
なぜなら子どもは他の子と比べられて指摘されると
自信を失いやすいからだったんです
あぁ・・
自分はダメなのか・・
と感じてしまうんです
大人もそうじゃないでしょうか?
自分よりも優秀な人と比べられたら
自尊心が低下してしまいますよね
ですから他人と比較することで
子どものやる気は引き出せないんです!
ではどうすればいいのかというと
その子の今と過去を比較してあげて欲しいんです
あの子はもう30回飛べるんだって!
あの子が出来るならあなたも出来るよ!
↓
「前は縄跳び10回だったのに今は20回飛べるんだね」
今回のテストはクラスの大半が100点だって!
あなたは70点だったんだね。次100点取れるといいね
↓
「テスト前回は○点だったの今回は〇点だったね」
このように他人との比較ではなく
その子の「前は~だったけど今は~だね」
こんな風に伝えてあげて欲しいんです
すると子どもは
自分って出来るようになってるんだ!
と成功体験を実感できて、やる気が出てきます
息子は兄弟、お友達との比較をやめて
息子自身を比較する声掛けをしていくと
全然やらなったお手伝いをやってくれるようになったり
良い行動が増えていきました