宮原ヨシマサ "Songs"

宮原ヨシマサ "Songs"

宮原ヨシマサ、詩の世界へようこそ!

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music&words by 宮原ヨシマサ


人の波に飲まれながら 乗り込んだ地下鉄に

迷い込んだ午前8:00 「夢の続きが見たい。」


小さな頃から 夢中になった白いボール

暑い真夏も 雨が降っても


遠い目をして どこかを見ながら

生きてゆくのに 慣れたくはないから


心の奥底に 眠ってしまわないで

あの日の僕ら笑って いつも夢を語ったね


長い闇を抜け出したら 広がる空を見つけた

久しぶりに出逢えたような

日射しが微笑みかける

周りを見て 焦るだけじゃ ダメで


あのスタンドまでの放物線 イメージして

忘れかけたフルスイングで 明日を描け


破れかぶれの 季節に吹かれて

立ち止まってばかりで 泣きながら生きてる


そんな声だけど 枯らしてしまわないで

僕は僕だから きっと君も君のまま


駆け抜けてくダイアモンド 光る汗を刻んだ

「栄光ならここにある」と拳突き上げ 信じた


勝ち負けなら まだ決まっちゃいないから

止むことのない歓声が ほら聞こえる


忘れかけたフルスイングで

握りしめた その想いよ 明日へ届け

music&words by 宮原ヨシマサ


桜舞い散る頃に あなたは

手を差し伸べて そっと微笑む


薄紅色のあなたの頬が

とても愛しく 切なく思えた


柔らかな花びらと この瞬間(とき)が

二人の想いを乗せ 舞い上がる 繋いでく


確かな明日も見えずに

ただ 流れゆく日々を見てた

あなたと出逢った あの日から

同じ"夢"を見てる


海沿いの町 あなたが生まれた

校舎の傍で咲いた 菜の花


二人並んで 瞬間を刻んだ

幼き頃の あなたも踊り出す


輝いた花びらと 春の陽が

二人の影を伸ばし 重ねてゆく ぬくもりも


かすかな未来も見えずに

ただ 曇った空 眺めてた


あなたを愛した あの日から

空は青く澄んだ


三度目の春 桜の花に

染まるあなたへ 届ける約束


巡った季節は 色づき

瞬間は 今へと結ばれて

瞳に映る桜空 ずっと見つめてる


歓びも 悲しみも 分かち合ってゆこう

music&words by サカイアキラ


何気なく今日という日が終わる
暮れていく空の色 泣いてるの?笑ってるの?

橋を渡る電車の光る窓に
いるはずもない姿 探している

あの頃の二人 追いかけて戻ろうとしても
届かない 時間眺めてる

あなたに会いたい
途切れ途切れ 微笑む顔 想い返す
輝き 戻らない 過ぎ去りし日々

さよなら さよなら

相変わらず 明日はまたやって来る
愛分からず答えを 探している

側にいたいよと 言えなかった一言を
季節はめぐり変わり運ぶ

あなたに会いたい
どうしてどうして 離れてしまったのだろう
あなたに触れたい
覚えてた温もりも ぼやけだした

あなたに会いたい
途切れ途切れ 微笑む顔 想い返す
輝き戻らない 過ぎ去りし日々

さよなら さよなら

music&words by 宮原ヨシマサ

今にも降り出しそうな 空から覗いていた
注いだ日差しも 夏の音に溶けてしまった

軋んだペダルも 名もなく弾む歌も
あの眩しい午後に 響いたきりで

陽炎に揺れる 遠ざかる姿に
最後の願いをかけた
「咲ながら生きて。」と
強く祈るほど 溢れだした想いが
心を濡らしていた
それは精一杯の 強がりの言葉

綺麗な運命(さだめ)を持った
"儚さ"に開いた あの日の花火
煌めいた約束も 残像だけが残っている

「ただそばにいたくて…」
「ただそばにいたくて…」
何度も叫んだ 声にできずに

向日葵のような あなたの笑顔が
いつだって咲いていたから 僕は笑えてた
枯れることない日々だと信じてた
無邪気に僕を呼ぶ声は
遠い夏の日に 消えてゆく

この手に残る あなたのぬくもりに
今はまだ触れていたいから
瞼を閉じた

降り出した雲が 滲んだ夏連れて
見慣れたはずの影を
跡形もなく流してゆく

もう少しだけ ここにいさせて。
music&words by 宮原ヨシマサ

灯ったあかりが切れかけて
チラつき始めたら
呆気なく崩れ去る世界の中

ハイテク操って アクビを浮かべては
バランスも取れないで 忙しいフリ

"当たり前"って きっと失って気付いて
「与えられ続けたプラスなんだ。」と
恥ずかしいほど 気付けなくなってた

※見つめて "誰かを愛せる喜び"を
すり抜けた優しさも今度は掌で包めるはず
見つめる "幸せの答え"はまだ遠いけど
今ここにいることに 感謝をしてみるよ
「ありがとう。」

早送りな毎日に見えないものが増えてる
カモフラージュの愛想笑い 理想が埋れた

そしていつか失った自分の姿と思いやり
絡み合うしがらみに 立ち位置も曖昧

"つながり"って きっとわずかな糸だから
紡ぎ合いを忘れちゃ ほつれてしまうこと
気にもしないで 強がってばかり

見つめて "人生の意味"は分からないけど
古びたアルバムの素直な笑顔の無邪気さで
見つめる 「ひとりじゃ生きてはゆけないよね。」
大人になったって 寄り添う絆に肩寄せて
「ありがとう。」

伏し目がちな表情で 曇った鏡のぞいて
青い鳥を探して 窓辺にいるよりも

※repeat