今日もふっと思い付いたことを書いていく。

昔からよく

〇%の確率で〇〇円貰えるが、〇%で死ぬボタンがあったら押す?押さない?

みたいな話題があったよね。

それについて今の自分が「確率がどれくらいだったら」「いくらだったら」「どういう死に方だったら」っていうのを勝手に設定していってどこまでのラインならOKかっていうのを決めていく遊びをしたいと思う。

倫理的にどうなんだって話は置いとおき、これは「今自分がどれくらいの心持ちで生きているのか?」っていう尺度を測り、自己理解に繋げるものっていう認識でよろしくお願いしたい。

また「人は金と自分の命を天秤にかけてどのような答えを出すのか?」という人間の思考に興味がある。サンプルが自分自身とはいえ、真剣にこの問題と向き合った時どういう結果が出るかわからないから。

これを読んだ人に誤解の無いように説明を挟んだわけだけど、まぁ実際に誰かに影響があるわけじゃないし、シンプルに興味本位ってだけなのでそんなに重く捉えることもなし。

 

 

今の自分は「30代」「無職」「貯金なし」「未婚」「生きがいなし」という境遇なのでだいぶ低いラインになりそうな予感がする。

ちなみに自分がもし誰かと会話している時に「1000万円と死の確率が5:5だったらどうする?」って聞かれたら「押す」と即答するだろうけど、ここが今回のポイントで、その時は雰囲気で即答しても、いざ1人になって真剣に死について熟考すると恐怖、不安、その他諸々を想像して意外と悩むことになる。(ここが言葉の信用ならないところであり、人間の面白いところでもある。)

なので、人間はその時の空気とかテンションによっていつでも心変わりするから今回自分が出す答えも「あくまで部屋で1人で落ち着いて考えた場合」であって自分の中で確実な答えとは言えないのよね。

だからお遊び。

では前置きはこの辺にしておいて、妄想開始。

 

 

[100万or死(安楽)]

確率は5:5

押さない。

100万円くらいならすぐなくなるし命を失ってまで得たいとは思わない。

 

 

確率変

[100万or死(安楽)]

確率は9:1

押そうか迷ったけど、押さない。

真剣に死を考えたときにやっぱり100万円程度でボタンを押して死が選ばれたら後悔すると思ったから。

 

 

金額増

[500万or死(安楽)]

確率は9:1

押す。

これだけの資金があればハイスペックのパソコンと仕事の環境はある程度揃えられるだろうから。9割は狙ってもいいと思うし、仮に1割に当たっても運が悪かったであきらめがつく金額。8:2までなら押す。

 

 

確率減

[500万or死(安楽)]

確率は5:5

悩む。

5:5は話が変わってくる。

これが1000万だとしてもちょっと少ないと感じるから押さないかな。

 

 

※確率をいじると収集がつかず、勝負感が薄れるのでここから確率は5:5で固定

金額増

[2000万or死(安楽)]

確率は5:5

これは押す。

いろいろ悩んだ結果1500万円だと押さない。

(1600、1700等の端数は排除)

 

ということで一つ答えが出た。

『5:5、安楽死の場合、2000万円なら押す。』(かどうかのライン)

自分が思っていたよりもだいぶ高い金額になった。

現在の悲惨な状況の中で安楽死できるなら今すぐにでも死にたいと自分は願っていると思ってたから、10万円でも押すかと思ったけど案外そうでもなかったことに驚き。

こう色々考えてる時に、あれやりたいとかこれやりたいとか、他にも未来に希望を見出してたりとか、そんなことがたくさん頭の中をよぎったんだよね。

意外と自分は夢見てんだなぁと、そんなことを思った。

 

 

ちなみにここから違う条件にするとなると死に方の話になるんだけど、表現はマイルドにするけどあんまりいいもんじゃないから見たくない人は見ないでね。

条件はシンプルなものだけにしている。

 

 

金額と確率は固定で、その死に方で大丈夫か否か。

[2000万or切腹]

確率は5:5

押さない。

怖すぎて無理。

たぶん一生金に困らない額だとしても恐怖心でできないと思う。

 

 

[2000万or即死系(略)]

確率は5:5

押す。

苦痛が少ないので。

 

 

[2000万or苦しみもがく系(略)]

確率は5:5

押さない。

苦痛は苦手。

苦しんでいる間に絶対後悔するだろうから例え金額が〇億以上でもやらない。

多少苦しむ程度でも押さない。

 

 

ってことで最終結果。

『2000貰える and 苦痛が無い死 and 5:5なら押す。』

なるほど。

この結果からわかることは、どうやら自分は恐怖心が強いらしいってこと。

あと2000万という金額はそこまで欲がないのかもしれないってこと。(そうなのか?)

さらに俯瞰してみると、判断が成功した時のことより失敗したときのことを考える傾向にある感じよね。

悪く言えばネガティブ、良く言えば生存本能が強い。

 

 

この結果を見て改めて思うけど、結局金は金でしかないのよね。

金で手に入れたいものはたくさんあるけど、それ以上に人とか体験とか好奇心とかを求めてるというか。

例えるなら金で買える出来上がったおいしい料理もいいけど、それ以上に自分でおいしい料理をつくりたいとか振舞いたいとかいう気持ちの方が強いとか。

金で得られない繋がりとか体験とかが欲しいってことなんだよね。

でも2000万円は命と天秤にかけてもいいっていう。

自分でもこのラインはよくわからないねw

これに関してはたぶんもっと自分を掘り下げていかないと見えてこないかも。

 

 

今回はお遊びで自分を掘り下げていったわけだけど、この結果を見ても自分でも自分のことよく分かってないなぁって思う。

人間って人から言われないと気付かないことなんてたくさんあるしね。

自分で自分を分かった気になっちゃいけないなって感じた。

それで言うと自分よりもっと分からない他人のことを分かった気になったらいけないってこと。

戒めですな。