あれから、だいぶ時間が経った。
結局、復職はうまくいかず、失敗した。それでももがいたけど、駄目で、退職した。
何をやってもだめだった。期待した分だけ、だめだったときの反動が大きく、まーしかたなかったかなという感じ。
外から見る自分は大変そうでも、中から見る自分はそうでもない。意外と落ち着いている。確かに病気によって
出来ることは少なくなったけど、それを後悔することはなかった。自殺しようと思ったことも何度もあるけれど、今
生きているし、少なくともどんなに出来ることが少なくなっても希望だけはあった気がする。で、出来ることだけを
精一杯やってきた。だから、後悔はない。それがどんなに不甲斐なくてもね。僕はいつだって全力で出来ることを
やってきた。いい会社に入って、たくさん勉強して、自分でもすごいと思う実績も上げ、周りから評価してもらえた
でも、病気になって何というか、自分の中のコアの部分は何も失ってなくて、むしろ「何かを知った」って感じかな
それでどうだってことになると困るんだけれど、うーん、一言で言えば、陰があるって感じ?違うかな。よくわかん
ないけど、単純に考えることはなくなった。昔は単純だった。まーこれから、どうなるかわかんないけれど、僕は
どんな時だって心の声に従うし、自分が望む何かを捜し求めて生きて行くんだと思う。終わり!次は退職してか
ら今現在にいたるまでを書こうと思う。