ジェントリフィケーションについては米国大学院で研究をしていた先輩がいたのでよく知っていた。

 

そのジェントリフィケーションが都市を殺すという内容だが、不動産開発会社が儲かっている描写が目についた。

まさにその通りだと思う。現地ではとにかく格差がひどいのだろう。

これはアメリカにとどまらない。日本も不動産価格の高騰がひどい。

 

以前はジェントリフィケーションが素晴らしいエリアを作ると思っていたが、時間の流れが新しい潮流を生む。

最近読んだ安宅氏の風の谷しかり、いまの格差が広がる流れが続くとはなかなか思えない。新しい都市空間のあり方が問われることになるだろう。