読んだと思っていたら読んでいないようであわてて読んだ。

 

なかなかの文量だったが読み応えはあった。

批評がたくさんあるので細かい内容は割愛するが、組織として持続的に成功している会社やチームというのは下記にある5つのディシプリンを大方備えているのだろう。実践においては簡単なことではないが知っていると知らないとでは差が大きいと思う。勉強になった。

 

 

 

■学習する組織とは?
「学習する組織」とは、目的に向けて効果的に行動するために
、集団としての「意識」と「能力」を 継続的に高め、
伸ばし続ける組織です。
本書では「チームの中核的な学習能力の3本柱」や「学習する組織」を創るための5つのディシプリンなど実践に必要な理論を紹介。さらに具体的なツールと実践を支えるための組織インフラの改革の指針も示します。

(学習する組織の5つのディシプリン)
自己マスタリー・・・継続的に私たち個人のビジョンを明確にし、それを深めることであり、エネルギーを集中させること、忍耐力を身につけること、そして、現実を客観的に見ること
メンタルモデル・・・私たちがどのように世界を理解し、どのように行動するかに影響を及ぼす、深く染み込んだ前提、一般概念であり、あるいは想像やイメージ
チーム学習・・・グループで一緒に、探求、考察、内省を行うことで、自分たちの意識と能力を共同で高めるプロセス
共有ビジョン・・・「私たちが創り出そうとする未来の共通像」であり、「組織全体で深く共有されるようになる目標や価値観や使命
システム思考・・・システムのパターンの全体を明らかにして、それを効果的に変える方法を見つけるための概念的枠組み