朽ちるインフラを読んだ後でもあるが、
今後、賃貸住宅関連は日本でどうなるものか考えた。

先日、門前仲町の調査をしたのだが、賃貸住宅ラッシュに驚いた。
某建築会社の看板がたくさん目に付き、営業マンがガンガン
攻め込んでいるのが分かる。
※このエリアは業界的に狙いのエリアらしい

ただでさえ空家が700万戸を超え、先行きが見えない中
にもかかわらずどんどん建築してもいいものか。
門前仲町のように都心であれば数十年はなんとかなるかも
しれないが、立地によっては本当に厳しくなると思う。

有効活用は、事業的に利益率が高いのは間違いなく、営利企業としては
取り組んでいくべき分野であるが、
日本の全体最適として考えるに、何人もの評論家がおっしゃる
とおり、パラダイムシフトの時期が来ているだろう。
経済性と環境のバランスは本当に難しいものだ。

倫理的にも深く考えさせられるものがある。