私には今となっては役にたっていないかもしれないが、
熱中した物事がいくつかある。

1.ラジコン
父の仕事の関係もありタミヤのラジコンを10台以上
所有していた。
作ることが楽しいことはもちろん近所の模型ショップ主催の
レースにも参加していた。
小学生当時、自分が一番レース運びがうまいと
思っていたが上には上がいることを思い知らされた苦い記憶がある。

2.ゲーム
これも相当はまった。
小学生・中学生の頃、将来ゲームプログラマーになりたいと
本気で思っていたくらいだ。
小学3年生でMSXをいじりBASICをかじっていた。
6年次にはPC98を入手(シミュレーションゲームに没頭)、
平行してファミコン、PCエンジン、メガドライブ、ディスクドライブ
など当時売り出されていたほとんどの本体を手に入れ遊んでいた。
いま思うと両親はよく買い与えたと思う(笑)
社会人になって同じレベルで話が出来る人がなかなかいなかったことが残念であるが、
前職の先輩T氏は私をはるかに凌駕する知識の持ち主で
とても楽しく会話できたことがとても懐かしい。

3.バイク
これも相当はまった。
大型免許も大学時代にとったし、バイクも高校1年次から5年前まで
乗り続けた。
ジョグ→セピアZZ→ゼファー400→ブロンコ→カブ→CL230の順だったろうか。
特にゼファーはとても気に入り8年ほど乗りこなした。
学生時代、ジムカーナもやっていてバイクの運転には自信が
あったがいまではチャリダーである。

4.音楽
人生の一部と化している。
中学生のとき、ボウイとメタリカに出会ったことが大きかった。
ロックとへヴィメタルを愛し、軽音部に入ったが交通事故により
ギターが弾けない体となり(笑、聞く方になってしまったが、
いまも音楽に助けられて生きている。

4.ビリヤード
大学の2年間、はまり続けた。
横浜市内の多くの大会に出場した。
市外、都内の大会に友人たちと共に遠征したことも。
そこそこの腕前になったが、プロとして通用しないことを
早々に悟り社会人になってからは疎遠に。
いまでは下手糞になってしまった。

上記5項目はいまの私にとって思い出以外何者でもなく、
収入を得る上では役にたっていない。
5項目に費やした時間をスポーツや勉強に当てていれば
スポーツで大成したり、海外の大学に進学していたり医者になって
いたりしたかもしれない(笑
そもそもそんな話は馬鹿げた話でこれらの経験があるからこそ今の
私があるわけでこれら経験が私という個人を他人と大きく差別化
させていると考えている。
僕は引き出しが多いようで多くの方々からそう言われることがあるが
これは上記経験が大きく役立っている。

以上より人生に無駄はなく(一概に言えないが笑)、
過去を無駄、過去が足をひっぱっていると考えるより
未来(にある目標)を見据えて一歩ずつ前進することを悩んでいる人たちに投げかけたい。