ここは中国東北部。

ここは中国東北部。

2014年1月から中国・吉林省通化県在住。
日本人はおろか、外国人さえ少ないこの町で
大都会でも田舎でもない、ごくフツーの中国暮らし

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最近、写真の整理をしています。
ブログに載せていない写真もけっこうあるので、これからちょこちょこと思い出しながらアップしていこうと思います。
中国の田舎ならではの空気感を感じていただければ\(^o^)/



中国スマホの中に眠っていた三輪自転車タクシー乗車動画。
うちの町は田舎なのでそれほど車も多くなく、比較的運転も穏やかです。

この三輪タクシーすごく気持ちいい~( ̄∀ ̄)。
乗る前に行き先を告げて値段交渉。距離だけじゃなく、乗る人の体重も重要らしいです。うちら夫婦もう~ん、としばらく値踏みされました。失礼ねあせる




乗っていたのは6分程度だったかなぁ。降りるときに「謝謝」とぺこりと頭下げたら、運転手さん二カッと笑顔で返してくれました。
タクシーは5元、三輪タクシーは3元。
2元安いだけですがタクシーよりも三輪タクシーの方が町の風を感じられて好きです。
それに人だけじゃなく、自転車よりも大きな荷物(背の高い観葉植物とか家具)も無理やり乗せて運ぶという荒業もOK。車より自由度が高くとても便利なのです( ‐ω‐)b

大きな町で見かけるのは電動三輪タクシーばかりだから、自転車の三輪タクシーは中国田舎限定なのかな?
そのうち通化でも見かけなくなる日が来るのかもしれないな~と思うとちょっと寂しい(ノω;)



今年の夏休みは「どこも行きたくない」という甥っ子のリクエスト(?)で、ホンっトに出かけませんでした。

でもそれじゃ夏休みの日記があまりに寂しい(姉の談)ということで、一度だけお出かけしてきました。

 

家の近くにこんな場所があるとはねぇ

 

エアコン完備の室内で化石の発掘体験ができます。

この辺りを工業団地に整備するにあたり、貯水池を作ろうとしたところ、その場所から化石がゴロゴロ見つかる地層が発見され、その土を利用してこの体験館ができたそうです。今年4月にオープンしたばかり

 

ここの体験館のウリは「絶対に化石が採れる」こと。自分で見つけた化石は持ち帰りOKなので、みなさん気合いが違いますメラメラ

一人につきバケツ2杯分の土が用意されているので、時間内に全部振るわないとあせる

 

大人も子供も真剣そのもの。いや大人の方がマジ率高いゲラゲラ

 

この日は6台のテーブルは満席。そのうちあちこちから歯が出た〜とか聞こえてきました。ここで発見される歯はサメの歯が多いそうです。

なんと隣のテーブルでは「哺乳類の骨」出ました骨

哺乳類の骨は珍しく、調査を必要とするため持ち帰りNG。貴重なものは体験館に保管になるそうです。いや〜ん、私がそんなの見つけちゃったらどうしよう( ´艸`)

 

 

体験時間の60分が終了。じゃ〜ん、これがウチの家族で発掘した化石。アオサメの歯とメノウ(石)、ウニと書いてあるのはウニのトゲです。

このウニのトゲは誰でも必ず見つけることができるもの。私のバケツにも入ってましたよ

 

だけガーン

 

「まだ何も化石出てない方~」というので手を上げたら、スタッフの方が一生懸命見つけてくれました汗

でもこれ、どうみても毛虫のフンなんですけど…

やっぱり無欲って大事ですねヽ(;´ω`)ノ

 

 

 

9月になりましたね。やっと甥っ子の夏休みが終わった〜(ノД`)・゜・。

これで少しは楽になります。やれやれあせる

夏休みの宿題と言えば、去年も話題にした自由研究。

3年前はスケルトン卵作り、去年はみかん缶詰のみかん作り、そして今年はコレです

 

ダウンダウンダウン

 

尿素の結晶作り

 

これすごいキレイでした。とても神秘的。本来は白い結晶なんですが、濾紙に色を付けておくとカラフルな結晶になるっていうので、オリンピックにちなみ、五輪カラーでやってみました。少しづつ成長する結晶って、不思議と癒されるんですよコレが。子供よりも大人が夢中

 

 

現代の「夏休みの友」はガリガリ君。時代が違いすぎるあせる

昭和は遠くなりにけり

 

 

 

最近あれ?って思ってはいたんですよね。
数日前、台風が近づいていたこの日に一気にやって来たような気がしました。
何が?って「秋」ですよ



私のいつもの散歩コース。
無数に飛ぶトンボの大群見えますかね?



けっこう大きいトンボです。オニヤンマオニヤンマオニヤンマ
トンボって赤トンボくらいしか名前浮かばず…
中国のテントウムシと違って襲われることはありませんでした
(テントウムシに襲われた件はこちら→

空もなんかこう秋の気配。

まだまだ暑い日が続いてますけど、夜はセミよりも虫の声の方が増えてきました。
まだお盆前だというのにね

今年の秋の到来はいつもの年より早い感じ。
嬉しいような、寂しいような





これは調べていて知ったのですが、実はウチの県の免許センター、全国一、ニの厳しさで有名らしい。試験官の方たちもこの県は事故率が高いので、その対策として試験を厳しくしていると話していました。ああ不運な中国人オット(T_T)

次の試験の予約は最も早くて2週間後。受験者多数で予約もなかなか取れません。しかも外免切替は半年以内に合格しないとまた学科試験からやり直しです。それまでになんとかしなければ…で彼が出した答えは「中国人専門の自動車教習所で講習を受ける」でした。試験前にコースを歩いていた例のグループの教習所です。

早速電話して試験前日に2時間連続で講習を受けることにしました。中国語で講習を受けてやっと試験のことがわかってきたようです。オイオイ(@_@)。1回1時間の講習に確か9000円くらいだったような気がしますが、ここは背に腹は代えられません

2週間はあっという間に経ち、第2回目の実技試験スタート。さ〜その結果は
ブっブっブ~×
今回も外周に出られずジ・エンドガックリ

次こそは!とさらに2時間の講習を受け、3回目の試験へ
3回目の試験からは一人で出かけていきました。そして3回目も外周に出られずジ・エンドガックリ

一緒に試験を受けてる中国人の中には10回目だよ〜というツワモノも。なので私も腹をくくりました。
「ここは日本の道路に慣れるための練習場。思いっきり失敗してこいっ

中国人オットもこの頃が精神的に一番つらかったかも。いつでも実技試験のことが頭から離れない状態になってました。一生けん命やっても合格しない不安な日々。
やっと光が見えてきたのは5回目の試験のこと。次は大丈夫そうだというので6回目の試験は私も一緒に行きました。
中国人オットが試験に向かってしばらくしてから1台の車がすべてのコースを回って外周に出てきました。もしかして中国人オットの車かも?

やった〜合格ですここまでの道のり長かったぁ(ノ◇≦。)

この日の合格者は9名。合格者を前にして試験官は言いました。
「今日から皆さんは日本の道路を走れるようになりました。ここで受かったことは自信をもっていい。ぜひ安全な運転を心がけて運転してください」なせか私までちょっとジ~ンときました

試験官はさらに話を続けます。
「ここは日本です。もし事故を起こした場合、日本語がうまくないからと言ってもそれは通用しません。ぜひ運転技術と共に日本語の方も勉強してください。とくにあなた、あなたね。もう少し日本語勉強しないとダメだよ。奥さんよろしくね」
あなたとはもちろんウチの中国人オットです( ̄∇ ̄;)ハッハッハ


免許センターに通い続けて3ヶ月近く。なんとか桜が咲く前に合格できました。このコースをグルグル歩いたのも今ではいい思い出です。