父は当分、死にません。すみませんでした! | 知財業界で仕事スル

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知財業界の片隅で特許事務所経営を担当する弁理士のブログ。

最近は、仕事に直結することをあまり書かなくなってしまいました。

本人は、関連していると思って書いている場合がほとんどなんですが…

1回前のエントリーで、昔のエントリーの悪影響を修正するような内容のことを書いた。あれは、仕事上のことだった。

自分に関する「白紙」からの出発
2015-08-01

http://ameblo.jp/yoshikunpat/entry-12056809295.html


アングルは異なるが、同じような気持ちで気にかかっているエントリーがある。

これだ:

竜吟庵
2015-02-03

http://ameblo.jp/yoshikunpat/entry-11985043106.html

そこで、「父親も、もう寿命だとおもう。平均寿命は十分に超えているので、それでヨシとするべきところか」と書いた。

けれども、そんなことはまったくなかったのだ(笑)。

彼はまだ生きている。生きているどころか、えらく若返った状態で生きている。前回(6月)の出張時に会ったときに彼の回復ぶりに驚いたが、今回また会ったときには彼はすっかり若返っていた。2月には、「もう死ぬのだろう」と覚悟するほどの状態だったのに、今では車椅子を使わなくても歩ける状態になっている。畳の部屋で座っている状態から、介護無しに自分で立ち上がれるくらいに足腰がしっかりしてきている。すごいシミだらけの状態だった顔からシミがとれて肌がツヤツヤしている。さらに驚いたのは、真っ白だった髪の毛のなかに、根元が黒くなってきているものがでてきている。

ここに、リアルの世界で私が誰であるかを知る人、知らない人、双方に向けて発表させてもらう。

父は当分、死にません。すみませんでした!

私の実家では、長男である私が極道者で跡を継がないので、私の妹の家族が同居してくれている。その妹に、なぜこんなことになったのだろうかといろいろ聞いてみて、その理由がわかってきた。

父は今、小規模多機能型の老人介護施設に、週4日通っている。どうも、これが良いのだ。なお、「通っている」は、より正確には自動車による送迎をやってもらっているということだが。

いろんな仕事がある。それぞれの仕事にプロのクオリティがある。老人介護施設で働いておられる皆さんにもプロとしての働きぶりがあるということなのだろうと思う。私は、仕事としてはほとんど弁理士業ばかりしか知らない人間なので、介護施設で働くプロがどんな風に働いておられるのかの実際を知らない。

…知らないのではあるが、私の父の若返りぶりをみると、介護施設のプロの働きがすばらしいものであることは一目瞭然だ。そこにプロのクオリティがあることは、私の父の体が私に対して明白に証明している。

すばらしい!

近いうちに、父の通う介護施設を一度見学させていただきたいと思っている。アクシデントのようなことに遭遇して死ぬようなことがなければ、私もいずれは父と類似の道を進まなければならない。そのときの予習をしておきたいと考えている。





さて、略2週間にわたる今回の日本出張も実質的にすべて終わった。

新事務所は、すでに2社のクライアントを獲得した。幸先のよいスタートと言ってよいのだろう。ただ、これは日本のグループ事務所の皆さんが今まで蓄積してくれた信用力の賜物であり、皆さんに感謝するばかりである。

これを成田空港で書いている。これから、ワシントンDCの我が家に帰る。