“限界地”シャープ、ソニーのおかげで韓国メーカー大躍進?
Business Journal 2012.12.06
http://biz-journal.jp/2012/12/post_1116.html
“限界地”って何かな、というような気持ちで読み始めた上の記事。
さらにそれから派生して、以下の記事を読みました。
サムスンから技術だけ盗まれ“用なし”クビ日本人が急増中!?
Business Journal 2012.10.22
http://biz-journal.jp/2012/10/post_881.html
スパイ活動、特許…日本企業の技術情報が韓国企業にダダ漏れ!?
Business Journal 2012.10.08
http://biz-journal.jp/2012/10/post_811.html
サムスンLG社員「ソニー社員“引き抜き”年収は1億円!?」
Business Journal 2012.07.27
http://biz-journal.jp/2012/07/post_454.html
アジア資本からの引き抜かれるための条件とは!?
Business Journal 2012.06.09
http://biz-journal.jp/2012/06/post_239.html
ようやく、ここまで遡ってきて、満足した。
最後の記事に次のようにあった。
>「ベンチがアホだからやめた」はかつてのプロ野球選手の引退時の名言(迷言)だが、「経営陣がアホだからアジア資本のメーカーに移ろう」という人もますます出てくるのではないだろうか。
なつかしいなあ、これ。江本孟紀氏(
http://1st.geocities.jp/dogyamanet/player/sportsemoto.htm)が阪神タイガースを辞めるときに言ったんですね。正しくは、関西弁で「アホやから」ですけど。
日本人だから、とか、韓国企業だから、中国企業だからというようなくくりで考えるのではなく、一人の人間として、一企業に就職する、という気持ちで、より良い人生を求めて転職していったらよいのだと思います。
>「契約金2000万円」「年俸は手取りで3500万円を約束」「秘書、運転手、家具付きマンション」......数年働けば、日本企業の生涯賃金に当たるお金が懐に入り込んでくる、なんとも魅力的な待遇だが、これは、韓国のサムスングループがある日本の大手家電メーカーで電気自動車(EV)用のリチウムイオン電池を開発してきたエンジニアに提供してきた条件だという。
数年働いて、日本企業で得られたであろう生涯賃金相当額をもらえるのなら、転職して当然でしょう。「技術だけ盗まれ“用なし”クビ日本人が急増中」でも、クビ前にそれだけ払ってくれるなら文句はない。しかも、実際はクビではなく、雇用契約どおり、ということなんでしょうから、サムスンを悪く言うのは筋違いというもの。
悪いのは、リストラ、減俸みたいなことを繰り返し続けるだけの日本の雇用側、すなわちアホな日本企業の方です。
そのアホ度は日本という国単位で考えても同レベルと思います。どこまで日本人として生まれた人間を食い物にし続けるつもりなのか?
逆に書くと、日本人として生まれた人間は、どこまで日本国に食い物にされても我慢できるのか?
日本人は我慢強いと言われています(笑)。
最初の記事のタイトルの表現を借りると、結論は、
“限界地”日本に固執する日本人のおかげで、韓国の日本人が大躍進
これをさらに一般化すると、
“限界地”日本に固執する日本人のおかげで、日本離れできる日本人が大躍進
ということになるのだと思います。
「アホやから」以上に古いが、寺山修二の「書を捨てよ町へ出よう」をもじると、結論は以下のようになる。
日本を捨てよ、世界へ出よう!
もちろん、そうは言っても、体にしみついた日本文化と日本語は捨てられるわけがない。捨て得るのは、雇用主(居住地)としての日本企業(&日本国)です。
優秀なる日本人エンジニアの皆さん、世界でしっかり稼いでください!しっかり稼いで、老後は日本に戻って祖国にお金を落としてね。その頃には、円安のはずですから、合理的に考えてもそれは正しい人生の送り方になるはず。
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さて、またまた出張のときが来てしまった。今回は、約2週間、日本とベトナムへの旅。
土曜日に事務所のホリディパーティ(忘年会)をやり、そこに出席するのを主目的に来ていた日本からのメンバー2名を今朝、空港まで送っていって、明日(月曜)は同じ便で自分が発つ。
なんかしら忙しいぞ。「人間、暇でないとダメ」といい続けている身でありながら、これでは、いかん、いかん。