雪の残る山々と花盛りの桜

 

  今回の旅行で通過した白馬村での風景です。残雪の残る北アルプスの山々と、麓に咲いた桜です。標高の高い地方ですので桜が咲くのは4月の下旬の様です。麓の湖は鏡のようで、浮かんだボートから糸を垂れる釣り人がとても優雅に観えました。山の雄大さと、湖の美しい景色に感動島した。今回の旅の主な目的は能登半島地震のお見舞いでした。雨に濡れそぼった輪島朝市の惨状には思わず心が痛みました。せめてお金だけでもこの地方で落せたらと願い訪ねました。

 

  今回の旅行日程です。

 

一日:自宅より金沢の宿まで移動。見知らぬ道を走るのは疲れます。宿に着いたら流石にグッタリでした。スパの中に併設されたドミトリーで温泉には浸かり放題。部屋は1.5坪程、部屋は壁で完全に区切られているのでは無く、天井から30㎝程は開いていました。ベットはセミダブル、エアコンと壁掛けテレビ完備、毎日ベットメイキングしてもらえました。共同台所は冷蔵庫・湯沸かしも含め有りませんでした。

 

二日:朝五時愛車で能登半島へ出発。珠洲市の狼煙岬・禄剛崎灯台へ、小雨の中丘の灯台まで歩きました。応急措置はされていますが所々断層で凸凹、或いは交互通行の部分がありました。治安を守るのが目的でしょう、日本全国の警察のパトカーが四六時中巡回していました。ご苦労様です。そんな中大火の有った輪島の朝市へ。無残に焼け焦げた車屋鉄骨の残骸、横倒しになった5階建てのビル等、かなりの衝撃を受けました。二度と経験出来ないでしょう。

 

三日:宿の出してくれるシャトルバスで金沢駅へ。バスで市内を回る予定でした、しかし全国の交通系ICカードが使えませんでした。遅れているなと言うのが正直な感想です。仕方なく一日バスチケットを購入しました。東茶屋街→兼六園→金沢城址と巡りました。外国の観光客が目立ちました。殆ど歩いて回ったのでクタクタです。

 

四日:近江町市場→尾山神社→中級武家屋敷街→西茶屋街→金沢駅。近江町市場・武家屋敷街は西洋人の多かったこと、驚きでした。金沢駅で土産を買いました。

 

五日:八号線を富山へ、雪を頂いた北アルプスの雄大な姿に驚きながら松本城へと向かいました。上高地を通過する時、白馬村から眺める八方尾根には圧倒されました。乗鞍スキー場の麓に在る湖は水面の静けさと湖畔の桜の美しさに心休まりました。松本城ではどこの駐車場も満車、探すのに一苦労しました。城は予想より小さく、噂の黒々としたものと少し違いました。外国人の多い事、凄い物です。その後中山道を名古屋へ、安曇野や江戸時代の面影を残す宿場町の多い事。後ろ髪を引かれながら振り切って走りました。知り合いに会おうとしたのですが連絡が付かず、仕方なく世話になっていた職場へ寄り帰ってきました。

 

  何時になく充実した旅でした。次回は松本や安曇野、中山道の宿場町を巡りたいと思います。楽しみです。