「綺麗な音で踊りたいんだけどダビングのカセットしか持ってないな。。」
「踊りたい音があるんだけど廃盤になっちゃった、、」
「急に踊らなきゃいけなくなったけど急ぎでデータ音源欲しいな。。」
「編集は自分でできるからデータだけ欲しいな」
 
日本舞踊の音源を取り巻く環境はここ数年ガラリと変わり、オペレーターをできる業者さんもどんどん廃業されています。

このままでは生演奏でしか踊れなくなる未来が待っているかもしれません。


録音されたのは昭和30年代~50年代にかけての羽振りがよかった時代。
今、演奏家の方を集めて録音というのもなかなか厳しい状態です。
 
残してある音源なら
今のうちになんとか音源を入手しておきたい!
 
そんなご要望にお応えいたします。
 
僕の父は50年以上音響のオペレーターの仕事をしておりましたため(東芸社時代~)
父が残したオープンリールのデジタル化を行い、
現在510曲前後の音源の復曲が完了しております。


2023年5月に父が倒れまして、
もともと自分の舞踊会のために
音源のデータ化をはじめましたが、
たくさんの舞踊家さんから
「この音持ってませんか?」
「○月×日に本番があるのでCDが欲しいです」
といった具合に、
次から次へと音源の作成依頼もいただくようになりました。

オペレーター業務はいたしませんが、
データ送信のみなら料金の納入を確認後に
即日納品!
CDでも納品が可能です。
(送付前にデータで抜き差しの確認をお願いしております)

もちろん、
「お稽古用の音源が欲しい!」
というご要望や
持ち込み音源のデータ化にもお応えいたします。
 
リストにない曲も随時増やしてまいりますので、
一度お問い合わせくださいませ。


データ化済み音源(2023年12月現在)
※古典のみ。順不同
端唄・小唄・民謡・歌謡曲・新舞踊などの音源は
お問い合わせください。
 
【長唄】順不同
・「七福神」
・「末広がり」
・「元禄花見踊」
・「潮来あやめ」
・「京鹿子娘道成寺」
・「手習子」
・「鷺娘」
・「松の緑」
・「女伊達」
・「高尾さんげ」
・「操り三番叟」
・「浅妻船」
・「静と知盛」
・「黒髪」
・「越後獅子」
・「老松」
・「羽根の禿」
・「傾城」(恋傾城/芝翫傾城)
・「連獅子」
・「鏡獅子」
・「藤娘」
・「鶴亀」
・「時雨西行」
・「あやめ浴衣」
・「都風流」
・「都鳥」
・「官女」
・「猿舞」
・「雪娘」
・「京の月」
・「桜絵巻」
・「舞妓」(花が見たくば)
・「舞妓」(青柳の)
・「俄獅子」
・「廓丹前」
・「浦島」
・「島の千歳」
・「勝三郎船弁慶」
・「汐汲」
・「二人椀久」
・「鞍馬山」
・「鷺娘幻想曲」
・「供奴」(芝翫奴)
・「ねずみ」
・「筑摩川」
・「助六桜」
・「雪の菊之助」
・「助六」
・「二人猩々」
・「黒髪」
・「吉野天人」
・「高尾さんげ」
・「風流花吹雪」
・「初桜道成寺」
・「獅子の乱曲」
・「扇の的」
・「春の調べ」
・「雨の四季」
・「晴天の鶴」
・「五月雨」
・「夜遊楽」
・「花と柳」
・「外記猿」
・「田舎巫女」
・「紙売り」
・「童獅子」
・「四季の蝶」
・「ともし火」
・「花車岩井扇」
・「男舞」
・「みのり」
・「菊」
・「若衆槍踊り」
・「狸とたにしの伊勢参り」
・「若菜摘」
・「喜三の庭」
・「大原女・国入奴」
・「宗論」
・「お化けづくし」(橋弁慶間狂言)
・「橋弁慶」(後ジテ)
・「蜘蛛の拍子舞」
・「菊寿の草摺」(勢い・いきおい)
・「春駒」(対面花春駒)
・「正札付」(正札附根元草摺引)舞鶴型・朝比奈型
・「石橋」(後ジテ)
・「新石橋」
・「小鍛冶」
・「太刀盗人」
・「紀州道成寺」
・「柳の若葉」
・「賤機帯」
・「新鹿の子」
・「屋敷娘」
・「執着獅子」
・「相模蜑」
・「晒女」
・「雨の五郎」
 
【清元】
・「玉兎」
・「北州」
・「三社祭」
・「梅の春」
・「子守」
・「神田祭」
・「お祭り」(申酉)
・「青海波」
・「卯の花」
・「花がたみ」
・「四君子」
・「雁金」
・「幻お七」(梅吉派)
・「玉屋」
・「お夏狂乱」
・「隅田川」
・「瓢箪」
・「峠の万歳」
・「田螺」
・「文売り」
・「義士餅」
・「折紙」
・「流星」
・「山姥」
・「折紙」
・「旅奴」
・「助六」
・「瓢箪」
・「長生」
・「湯上り」
・「幻お七」(高輪派)
・「田螺」
・「柱建万才」
・「矢矧の里」
・「鳥羽絵」
・「鞍馬獅子」
・「女太夫」
 
【常磐津】
・「千代の友鶴」
・「屋敷娘」
・「東都獅子」
・「京人形」
・「三つ面子守」
・「老松」
・「菊の栄」
・「水売り」
・「夕月船頭」
・「山姥」
・「廓八景」
・「松島」 
・「祭りの花笠」
・「苗売り」
・「うちわ売り」
・「紅売り」
・「菊の盃」
・「年増」
・「佃船頭」
・「東都獅子」
・「娘獅子」
・「松の名所」
・「五色晒」
・「源太」
・「猩々」
・「勢獅子」
・「松廼羽衣」
・「永寿松竹梅」
・「双面」
・「うつぼ猿」
・「女戻駕」
・「戻駕」
・「お夏狂乱」
・「雪の猩々」
 
【義太夫】
・「万才」
・「蝶の道行」
・「大蛇退治の段」(日本振袖始)
・「妹背山」(道行恋苧環)
・「猩々」
・「禿」
・「八百屋お七」(西鶴五人女)
・「軒端の梅」
・「葛の葉」
・「二人禿」
 
【掛合】
・「吉野山」(清元・義太夫)
・「男女道成寺」(長唄・常磐津)
 
【大和楽】
・「江戸の祭」(江戸祭)
・「松」
・「舞」
・「寿」
・「夢」
・「藤むらさき」
・「団十郎娘」
・「鐘」
・「たけくらべ」
・「江戸風流」
・「七夕」
・「あすなろう」
・「花しぐれ」
・「花有情」
・「月慈童」
・「あやめ」
・「傘の内」
・「二日月夜」
・「蝶」
・「おぼろ月」
・「江島生島」
・「恋の菅笠」
・「花吹雪」
・「お春望郷」
・「あすなろうの詩」
・「舞の道」
・「あすなろう」
・「河」
・「舞妓」
・「扇売り」
・「花だより」
・「明石町」
・「隅田川」
・「雨」
・「舟」
・「梅」
・「城」
 
【地唄】
・「黒髪」
・「ねずみの道行」
・「越後獅子」
・「ぐち」
・「雪」
・「茶音頭」
・「葵の上」
 
【その他】
・「雪の山中」(俚奏楽)
・「うき世道成寺」(俚奏楽)
・「松の功」(東明流)
・「春の鳥」(東明流)
・「花の心」(東明流)
・「東明獅子」(東明流)
・「四季短歌」(東明流)
・「梅」(東明流)
・「春信幻想曲」(新邦楽)
・「都若衆万才」(一中節)
・「お吉玉椿」(奏風楽)
・「此君」(東明流)
・「花の心」(東明流)
・「都鳥」(東明流)
・「八島」(荻江)
・「現在道成寺」(荻江)
・「松」「竹」「梅」(荻江)
・「水仙丹前」(荻江)
・「分身草摺引」(荻江)
 

【料金】
(※)編集なしデータ納入
20分以内→5,000円(税込)
20分以上40分以内→5,500円(税込)
40分以上→6,000円
(※)編集ありデータ納入
20分以内→6,000円(税込)
20分以上40分以内→7,000円
40分以上→8,000円
 
CD→1枚につき上記(※)料金プラス2,000円(税込)
カセット→1本につき上記(※)料金プラス3,000円(税込)
CD1枚付。カセットのみの対応は不可。

【必ずお読みください】
・送料は別とさせていただきます。
・抜き差しの修正は2回まで無料とさせていただきます。
そのため抜き差しのご希望がある場合は
お早めにお申し出くださいませ。

それ以上の修正やデータ納品後、
CD化されたあとの修正及び、
「イメージと違う」
「別の演奏の音源に変えてくれ」などの理由についての作り直しには
別途料金を頂戴いたします。

・抜き差しの見本のご送付をお願いする場合がございます。何とぞご了承くださいませ。

・抜き差しのご注文完了後、
口座をお知らせいたしますので、
お振込みをお願いいたします。
お振込み完了→音源作成後、
YouTubeにて見本をお送りいたします。
その抜き差しでお間違いなければ、
CDの場合ご指定のご住所へお送りいたします。

データ化が完了していない作品の場合、
1~2週間ほどお時間を頂戴する可能性がございます。

【オープンリール2本以上の音源について】
・「娘道成寺」「蜘蛛の拍子舞」「祭りの花笠」など、
見計らいの関係上オープンリールを2本以上
使用した作品が多数ございます。

編集なしのご依頼をいただいた場合、
曲順も録音順のままお送りいたしますので
ご了承くださいませ。

当時の舞踊会の抜き差しになっていたり
曲順が入れ替わっていたり
全曲揃っていない可能性もございます。

その他ご期待に沿えず、音源の提供を
ご遠慮させていただく場合もございます。

------------------------------------------------------------------
【メールアドレス】
yoshikun0803@gmail.com
※上記以外のメールアドレスにご連絡いただくケースが増えております。

ご返信をお急ぎの場合は
必ず上記アドレスもしくは
公式LINEにご連絡いただきますよう
お願い申し上げます。

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どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

~Yoshijirou~
皆さまこんにちは。
 
日本舞踊家の藤蔭善次朗(よしじろう)です。
千葉県船橋市で初心者の方に日本舞踊を教え、
毎年生徒さんの発表会を行って
今年で13年になります。

本日は日本舞踊にまつわる
「費用」のカラクリのお話。
日本舞踊教室を選ぶ際の参考になればと思います。
 
日本舞踊を習うにあたって必要な費用は以下の通りです。

1.入門料
2.月謝
3.お稽古に必要な浴衣、帯、足袋代(襦袢・ステテコ含む)
4.お中元とお歳暮(お稽古場によってはお年賀も)
5.発表会の費用
 
大まかに分けてしまいましたが、このあたりが大きいと思います。
中でも大きい費用は発表会の費用ということになりますが、
日本舞踊の舞台を経験したことがない方は
相場が非常にわかりにくいと思います。


まず、発表会の規模でいうと
1.小さなお座敷を借りて自分の着物で踊る発表会
2.大きな舞台でレンタル衣裳やかつらを付けて踊る発表会
 
の2つに分かれます。
これは、教室の方針で1だけを行う教室
2を毎年行う教室、1と2を交互に行う教室、
特に発表会をしていない教室など、様々です。


1の場合、平均して出演費用が1万円~3万円ほどとなりますが、
自分で着物を作ったり、
ヘアセットは美容室に別途行かなければならなかったりと、
出演費用の他に細々とした費用がかかると認識しておいたほうが安心です。


2の大きな発表会になると、会場の規模、スタッフさんの人数、
そして実は、出演する生徒さんの人数でも大きく変わります。


出演する生徒さんが少ない教室で「藤娘」という人気演目を踊ったら、200万円かかってしまった!
なんていう事例もあるそうです。
 
まず、生徒さんが少ない教室と多い教室では
単純にどちらのほうが安いと思いますか?
 
正解はもちろん生徒さんが多い教室です。


まず、大きな発表会に出演する場合の費用の計算の仕方として、
 
・会場費
・スタッフさんの人件費(メイクさん、後見、音響、衣裳屋さん、かつら屋さん、大道具さん、小道具さん、照明、演奏家の方など)
・お弁当代
・飲み物代
などの総額(☆1と表記します)を
出演者の人数で頭割りにします。


☆1の金額が1日1000万円かかるとしたら、
10人出演者がいる場合ひとり100万円
40人出演者がいる場合はひとり25万円
 
という計算です。
ただし、☆1の金額が1000万円という金額は
国立○場や浅草○会堂などの都内屈指の大劇場で、
1日がかりで行った場合の金額だと思います。笑
 
歌舞○座、明○座あたりだともっと高いと思いますが。。笑


この☆1の値段も、会場を公民館に変えて、
スタッフさんの人数も限界まで押さえて、
200万円前後になったとします。
 
そうすると、
10人出演者がいる場合ひとり20万円
40人出演者がいる場合はひとり5万円
というところまで、費用を押さえることができるのです。
 
そして、この☆1の金額に
出演する生徒さんの衣裳代、かつら代、小道具代、
大道具代が乗っかった金額を
請求されるということになります。


では、先生が衣裳を持っていて
レンタルしてくれる発表会に出演するとしたら?
その金額はゼロ円ですよね?
(舞台ではライトが強く汗をかくので、クリーニング代は必要なところが多いです)


次に、かつらをレンタルせず、ヘアセットだけでやるとしたら?
美容室代だけで済みますよね?


さらに、小道具を先生が揃えていて
レンタルしてくれる発表会に出演するとしたら?
その金額もゼロ円ですよね?
 
大道具は会場に備え付けの金屏風を使って
特別レンタルをしなければ、または
先生が持っている屏風などをレンタルできたら?
これまたゼロ円ですよね?
 
生徒さんが10人いて、
☆1の金額が20万円かかるとしたら、
出演費用は20万円プラス美容院代とクリーニング代
 
生徒さんが40人いて、
☆1の金額が5万円かかるとしたら、
出演費用は5万円プラス美容院代とクリーニング代
 
ということになります。


もちろん、安ければいい、高いほうがいいなど
お好みの問題もあります。

衣裳屋さんの衣裳は手入れが行き届いている上に
サイズ調整もしてくださるので、踊りやすかったり、
何より素敵な衣裳に巡り会えることも多いです。


しかしこの考えでいけば、
100人生徒さんがいて歌舞伎座で発表会をするのと
10人生徒さんがいて歌舞伎座で発表会をするのでは、
金額が雲泥の差ということにもなります。
(考え方が極端ですけど。笑)
 
実は、一部の舞踊家さんには
こういった内容のブログを書くと嫌われます。笑
 
しかし、先日とある舞踊家の先生が
「国立劇場で会をやったとき
よしじろうさんのこういったブログを
生徒さんにお見せしたら
金額の面で納得してもらえたんです」と
励ましてくださいました。
 
なので、また書くと思います(笑)


ということで、これが日本舞踊教室を選ぶひとつのヒントになればというお話でした。
 
どうせなら、安くて見映えのよい舞台に出演したいですよね。
あとは、衣裳や小道具を選ぶわれわれ先生の
センスが問われるということになります。


ちなみに僕は
「インスタ映えする位置に屏風を飾ってあげて」
ってよく注文して
スタッフさんに嫌がられます。笑


体験のお問い合わせや舞台のチケット申し込みに
ご利用くださいませ。

教室のレッスン風景 や稽古スケジュールなど


公式LINEでご紹介しております。
 
新しい趣味をお探しの方、
ストレスを発散したい方はぜひお越しください。
 
最後までお読みいただきありがとうございました。

~Yoshijirou~
皆さまこんにちは。
 
日本舞踊家の藤蔭善次朗(よしじろう)です。




千葉県船橋市で初心者の方に日本舞踊を教え、
毎年生徒さんの発表会を行って
今年で13年になります。
 




本日9月12日は、祖母、藤蔭善子の祥月命日。
覚えていてくださっている方もほとんどいらっしゃらないと思いますが、
今回は日本舞踊の名作のひとつ
「連獅子」の写真をアップします。




今回の「連獅子」は、僕にとっても特別な思いで臨んだ舞台となりました。
以下長文となりますが、よろしければお付き合いくださいませ。

今回親獅子を踊られたのは、祖母の善子の代から70年以上お稽古をされているお名取さん。
「舞台で踊るなら吉野山か連獅子がいい!」とおっしゃって、僕も10年以上前に吉野山をご一緒させていただきました。




僕の代になってからも「先生は先生なんだから」と、たったひとり残ってくださっている、
祖母のことをご存じな大切な大切なお弟子さんです。


お孫さんも3歳の頃からお稽古してくれていたのですが、吉野山をご一緒した直後、
僕の知らないところである事件が起こってしまい、
それを機にお稽古も遠ざかっていました。

流儀の先生の話では「泣きながらもう藤蔭流を辞めたいとおっしゃっていた」んだとか。

大変なご迷惑をおかけしていたにも関わらず、
事態の収拾もできず、ただご本人のお話を聞いてあげることしかできなくて、
なんのお力にもなれなかった自分が情けなくて、
「もう二度とご一緒に踊れない」と、ずっとずっと思っていました。

親と連獅子を踊ることができず、教える立場になっていた僕にとって、それは仔獅子を踊るチャンスを失うことでもありました。




ところが昨年、僕がお世話になっていたお囃子の先生のところで、よくご一緒に舞台を踏ませていただいていた藤舎呂凰さんからお電話をいただき
「今ね、○○さん(親獅子を踊られた方)と飲んでるんだよ。でね、吉野山の写真で善次朗くんだとわかったから電話したの」と、
お話を聞けば今は呂凰さんからお囃子を習っているとのこと、さらに現在は近くにお住まいだと伺い、それから再びお会いして、
お囃子のお稽古のときにご自宅へも伺ったりしました。

事件のその後がどうなったのか、当事者も流儀の先生方も教えてくれなくて、すっかりなかったことになっているようで、
間に入って悔しくて泣いてた僕は一体なんだったんだと、10年間ずっとモヤモヤしていたのですが
「実は、こういう経緯があって、一旦解決したの。ごめんなさい心配かけて」とおっしゃっていただき、
今年に入ってから改めて連獅子を一緒にとおっしゃっていただきました。

吉野山をご一緒した当時は、朝から夕方までディズニーでバイトして、夜は新宿の飲み屋さんで始発までバイトして、
帰ってきて1、2時間の睡眠で、父のもとで一緒にお稽古していました。
あの当時、何度2日酔いで踊ったかわかりません。笑

それでも何も文句を言わず、お稽古終わったあとに
よくご一緒にかつやのカツ丼を食べたりしました。




さらに「呂凰先生に来てもらうことはできるかしら」とご相談いただき、呂凰さんのご一門の皆さまが駆けつけてくださることとなり、
長唄は友人の藤間大智さんを通して仲良くさせていただいている「わざをぎ」メンバーの皆さまに来ていただくことができ、
あれよあれよという間に他の長唄の演目も決まっていきました。




お孫さんも大きくなって、間狂言の胡蝶に出演してくださいました。
実は視力があまりよくない親獅子の方をしっかりサポートしてくれて、とても頼もしかったです。

そしてもう一人の胡蝶は、僕が「鏡獅子」を配信で踊らせていただいたときに胡蝶を踊ってくれた生徒さん。
自分も静と知盛という大曲を踊った直後にお孫さんを引っ張ってくれて、配信という形であっても、
あの時周りから反対されながらも鏡獅子を踊ってよかったと思っています。
いろんなご縁がつながって作り上げた
「連獅子」となりました。

僕は、よくありがちな舞踊家のサラブレッドではありません。
まだまだわからないことばかりで行き届かないところもたくさんあって、立派な劇場で会をできるほどの実力もありません。
だから、皆さまにもご迷惑をかけっぱなしの10年間だったと思うことばかりです。




それでもお忙しい中、僕らのためにリハーサルから当日まであたたかく接してくださった
直道さん、寿お兄さん、琴臣さん、仙之助さん、大智くん、美匠治郎くん、杵屋正則さんはじめ長唄の皆さま、呂凰さん左太寿郎さんはじめお囃子の皆さま、わざをぎメンバーの皆さま、スタッフの皆さま、
自分たちも踊りながら道具の準備や運送、後片づけ、さらに父のアパートの片づけまで走り回ってくれた生徒さんたち、
そして当日、ご来場くださいました全ての皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。

10年間ずっと僕のやりたいことをやらせてくれたお弟子さんと踊った「時雨西行」も
ついに念願が叶った「吉野山」も「連獅子」も、
直道さんや琴臣さんとご一緒させていただいた「ひばりメドレー」も、もちろん皆さまのおかげですが、
今のタイミングを見計らって祖母がくれた
素敵な誕生日プレゼントかもしれないと思っています。




許可をいただきましたので、YouTubeにも掲載させていただいております。
よろしければぜひ、ご覧くださいませ。

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最後までお読みいただきありがとうございました。
 
 
 
~Yoshijirou~