前回のブログで、
自然分娩についてのドキュメンタリー映画を紹介しましたが、
お産の瞬間、女性が思わず、「ありがとう、ありがとう、
生まれてきてくれてありがとう」と声を上げる場面が心に残りました。

そして映画を見た翌日、訃報が。

友人の久米信行さんのお父様が亡くなられたのです。

久米さんが書いた愛情あふれるブログを読んで涙しました。
お父様は、「ありがとう」の声の中で逝かれたのです。

生まれるときも、死ぬときも、「ありがとう」。

生老病死は、人間の尊厳を感じさせてくれる、
もっともスピリチュアルで、人生においてもっとも根元的なプロセスです。

そして逝く人とどう関わるかは、
人間としての大切な知恵として、
体験的に次世代に受け継ぐ必要のあるものだと思います。


$心の羅針盤~ティム・マクリーンと高岡よし子によるブログ-秋の花8