昨日、約半年続いたエニアグラム・トレーニングが終了しました。

探求とサポートの姿勢が素晴らしいメンバーに恵まれたことに深く感謝。

言葉では言い尽くせないエンディングでした。

そして今日は東京にいたので、『玄牝-げんぴん-』という映画を見てきました。

現代社会は、短期的な現象に目が行きがちですが、
人生やいのちの本質を見つめる視点がなければ、
砂上の楼閣のようなものです。

この映画は、自然分娩を長年手がけてこられた
吉村正先生の産院をめぐるドキュメンタリーです。

ナレーションがなく、自然の音が中心。
ゆったりとした時間の流れ。

日本家屋に差し込む柔らかな光と、闇の空間。
心の光と闇。
生と死。

それらが多層的に重なり、奥行きを感じさせてくれます。

決して自然分娩を美化するものではなく、
お産の本質に関わり続けることの喜びと苦悩、
そして矛盾が描かれています。

自然分娩をする人だけでなく、
病院で出産される人にも参考になる視点があるように思います。

生まれるということはどういうことか、
改めて考えさせてくれる大切な映画です。

この作品を世に送り出した監督やスタッフ、出演者の皆さんに感謝。

ぜひおすすめです!