先週末、マイケル・ムーア監督の『キャピタリズム』をDVDで見ました。

ここ数年、仕事が立て込んでいて、年に1~2回ぐらいしか、映画を見る機会がありませんが、
そういう意味では、ぜひ見たかった思い入れの映画。

マイケル・ムーアらしい、社会のありかたについて深く考えさせる独自の視点と
ユニークな構成に、大きなインパクトを受けました。

とくに、競争の激しい航空業界の現状は想像を超えていて、
給料があまりに安いパイロットたちがバイトをしており
(どれだけ一般化しているのかわかりませんが)、飛行機に乗るのが怖くなります。

前作の『シッコ』は、アメリカの医療の現状を描いたもので、
これもインパクトの大きい映画でした。

この両方の映画についていえることですが、
同じ資本主義でも、日本とアメリカの文化の違いを改めて感じます。