今年、いろいろな目標や計画を立てている方も多いかと思いますが、
そもそも何のために?ということを十分考えないと、挫折しかねません。

「目標」と「手段」を取り違えていることもよくあります。

どういうことかというと、わかりやすくするために、
単純な例を使って説明しましょう。

たとえば、英語が話せるようになりたい、とします。
そして英語を習得するという目標を立てます。

でも、英語を話せるようになったら、何が可能になるのでしょう?
心の中を掘り下げてみると、
カッコイイから、と思えるかもしれません。

それでは、カッコイイと、何が可能になるのでしょうか?

周囲の人に尊敬されるから。

それでは、尊敬されると、何が可能になるのでしょう?

自分に自信がもてる。

そう、自分に自信がもてるようになりたいというのが、
もっと奥にある願いかもしれません。

英語を話すのが目的ではなく、
自信をつけるのが目的だとしたら、
英語を学ぶよりも、
もしかしたらもっと直接的で効果的な方法があるかもしれません。

シンプルな方法ですが、
このように、自分が本当は何を求めているのか、
掘り下げるということをやってみることをお勧めします。

これが求めていることだ、という決定的なものを得る
というよりも、掘り下げていくプロセスの中で得る実感を
大切にするといいでしょう。

$心の羅針盤~ティム・マクリーンと高岡よし子によるブログ-矢筈山