新年明けましておめでとうございます。

大晦日は年越しそばを食べ、
最後に『ゆく年くる年』を見て、
新年が明けました。

『ゆく年くる年』は先日のブログでも書いたように、
一年の終わりと新しい年の誕生という日本の厳かな
伝統が感じられる、私とティムの好きな番組です。

今回は放映された中でも、広島の、原爆を生き延びた
鐘突き堂で鳴らす鐘の平和への祈りで年が明けたことは
とても印象的でした。

そして初日の出ですが、伊豆高原の大室山山頂から見る予定が、
強風によってリフトの運行が中止されたため、
C+F近くの海岸から見ることにしました。

この場所は、伊豆合宿の際に、海沿いで静かな時間を過ごす時に
参加者の方達をご案内するところです。
心落ち着く香りがするイソギクの群れがあります。

初日の出は、太陽が上がる瞬間だけでなく、
その前後の時間がとても大切。

まずは海岸にお供えをしました。
塩と米とみかん。そしてイソギクの葉。

他に誰もいない、とても静かで平和なところです。
20分ほど、日の出を待ちました。

太陽が上がる前に、空に差す陽の光の圧倒的な美しさ。
ここ数年の中でも、とくに美しかったように思えます。

光の柱が何本も伊豆大島の上に見えます。
(下の写真よりも現実の方がやはりきれい。)

陽が上がると、北から南へ向かって、トンビが飛びました。
(私たちが自然の中に出かけて行くと、トンビがよく
挨拶に来てくれるのです。)

ネイティヴ・アメリカンの方に教わったことがありますが、
もっとも空高くにいる生き物として、
ワシ系の鳥が重要です。(トンビもそうです。)

ワシは、人の祈りを宇宙全体に広めると信じられています。

そして北から南という動きは、「赤の道」と呼ばれ、
勇気・力・忍耐力をもって進んで行く道です。
今年は、そういう年なのかもしれません。

陽が上がった後も、しばらく静かに過ごし、
あまりの心地のよさに、動きたくないほどでした。
陽の光が暖かく、そして風もありません。

大室山は360度の眺望が素晴らしいのですが、
人が多いということがあり、
今年は、完全な静けさの中で迎える初日の出の良さを
改めて感じました。

場所が変更になったのも、意味あることだったかも・・・。

心静かに、そして自然の美しさの中で一年のスタートを
切ることができました。

初日の出の後は、
伊豆高原でもっとも伝統的な集落である「池」の神社と、
町の中心にある来宮神社に初詣。

皆様にとって、いい年となりますように。
(よい一年にしましょう!)

今年もどうぞよろしくお願い致します。

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