今日は、ティムがアメリカから帰国しました。

12/21からクリスマス休暇でした。
家族と過ごす、日本のお正月のようなものですね。

本当は私も一緒に行くはずで、ティムの実家で過ごした後は、
年末年始のケイティのワークに一緒に参加するはずでしたが、
私の日本での仕事が終わらず、断念。
ティムもケイティワークに参加するのをやめ、
早めに帰国しました。

ティムの祖母が今年、亡くなったので、一緒にお墓参りに
行きたかったのですが。

そして、ティムがアメリカから日本に帰国する前々日。
妹の家族が15年に渡って一緒に暮らしてきた犬のサンディが
ガンにかかっていることがわかりました。

姪っ子たちが幼児の時から一緒に暮らしてきた犬です。

鼻からの出血がひどく、獣医に見せたところ、
翌日には安楽死させることになりました。

日本と違い、苦しませたくないということから、安楽死という手段が普通です。
薬物を使うのですが、ティムが小さい頃は、銃で射殺することもあったそうです。

私とティムが以前、10年飼っていて、子供のような存在だった猫のシロが
末期になった時は、在宅看護で、最後まで看取りました。安楽死させるという
ことは、その時の体験からして、どうなのかと思いますが、文化の違いもあるのかも
しれません。簡単にいい、悪いといえないことかもしれません。

動物であっても、看取りのプロセスは、基本的に人間と似ています。

私とティムの猫の場合も、本当に深いプロセスで、
人生の中でももっとも重要な体験のひとつとなりました。

今回、妹一家と共にティムと母親も立ち会い、
病院で姪っ子たちがサンディの体を抱きながら、
見送ることに立ち会ったそうです。

日本への帰国まぎわに、家族の大切な時間を共にできて
よかったと思います。
私も立ち会うことができればよかったと思いますが。

家族が絆を深めるのは、こうした大切な時間を共有することによって
だと思います。

私の妹が出産した時は、その夫と、私の母、私が病院で
3日間泊まり込み(出産に時間がかかったため)、
一緒にその体験を通過したことで、本当に家族となれた
感じがしました。

それにしても年末になっても、いろいろあるものです。

今年、ここまで無事に来れたことに感謝。
助けてくれた人たちや、存在に対して。

明日はいよいよ大晦日ですね。

元旦は満月であるだけでなく、月食も見られるそうですね。

元日の月食は、史上初だそうですよ。
(太陰暦では、各月の1日は必ず新月となり、
太陽歴採用以降は、一度も起きたことがなかったそうです。)

午前4時過ぎがピークで、5時前には満月に戻ってしまうということ
なので、その頃、起きているかどうか、わかりませんが。

今年最後の一日を大切にしたいと思います。
(『ゆく年くる年』を見るのも楽しみにしています。私もティムも。)

$心の羅針盤~ティム・マクリーンと高岡よし子によるブログ-満月