昨日のブログの続きです。
「感謝の気持ちをもて」とはよくいわれることです。

でも頭ではわかっても、
なかなかそうはなれないということも多いかと思います。

ではなぜ感謝できないのでしょうか?

いろいろな要因があるかと思いますが、
ひとつには、自分は被害者であり、損をしているのに、
なぜ感謝しなきゃいけないの?
感謝しようと思ってもできない、
という感覚があるからでしょう。

「自分は損をしている」、「自分は被害者だ」
---それは本当でしょうか?

バイロン・ケイティ・ワークが効果を発揮する分野です。

ケイティ・ワークでは、問いかけと置き換えをしながら、
自分が信じていることを探求していきます。

<4つの質問>

*詳しい説明はしませんが、下記のように順番に問いかけていきます。

テーマ:「自分は被害者だ」

1.それは本当でしょうか?【はい/いいえ】
(答えが「はい」であれば2へ、「いいえ」であれば3.へ進む。)
2.その考えが本当であると、絶対言い切れますか?【はい/いいえ】
3.そう考えるとき、(あなたは)どのように反応しますか?
4.その考えがなければ、(あなたは)どうなりますか?

<置き換え>

下記の置き換えは例ですが、
それぞれの置き換えに真実味があるか、探求していきます。

原文:「自分は被害者だ」
置き換え1:自分は被害者ではない
置き換え2:周囲は自分の被害者だ
置き換え3:自分は自分の被害者だ


それから、感謝を自然に感じられるようになるには、
ある程度自分を確立していたり、
自己実現を遂げている必要があるでしょう。

自分が一定の達成を遂げることによって、
自信やゆとりが生まれ、
自分がここにいられるのは、いろいろな支えがあるからだ
ということを実感できるようになるのです。

$心の羅針盤~ティム・マクリーンと高岡よし子によるブログ-バイザシー2