このブログでは、よく健康についての話題も取り上げますが、
それにはいくつか、理由があります。

私たちは元々心理学系の仕事をしているのですが、
たとえば夜眠れない、といっている人が、
睡眠導入剤を飲んでいる一方で、
夜にコーヒーを結構飲んでいるといったようなことが
あることに気づきました。

また、寝る直前まで、ネットを利用していたりすると、
神経が興奮状態にあって、眠りにくいこともあります。

カウンセリングをしていると、
そうした心身のつながりについて、意識せざるを得ません。

ただ、これは私たちが個人的にそういう健康情報について
知る機会があったり、ヘルシーな食生活に関心があったから
であり、通常のカウンセリングでは、ライフスタイル全体
について聞かれることはあまりありません。

そのため、本当は運動や食生活など、ライフスタイルで
改善しなければいけないことがあるのに、心の問題に
ばかり焦点を当てるようなカウンセリングになりがちです。

カウンセラー自身が、不健康な生活を送っていたり、
心身の健康についての理解が不足している場合も多いのです。

また、カウンセリングをしていると、
さまざまな病気をもっている方々や、治療の選択自体が
悩みになっている(たとえばガンで、化学療法を受けるべきかどうかなど)
場合もあるので、いろいろな病気についての基本知識も必要です。

・・・ということで、
こころとからだの健康に全体的に取り組むことが必要です。
まずは自分から、と自戒を込めつつ。