昨日は、C+Fのスタッフをしてくれている和田英朗さんと齋藤めぐみさんの
結婚式と披露宴でした。

まずは教会での結婚式。
牧師さんが、ご自身の言葉で語ることを大切にされているのが
伝わってきます。

夫婦で大切なのは「尊敬と信頼」ということを繰り返し、
お話され、新郎新婦だけでなく、参列した人たちの心に
残ったと思います。

神の前で結婚の誓いをする、ということは、
大いなる存在を感じる厳粛な時であると共に、
自我や人生の困難を乗り越え、お互いの関係にコミットすることです。

お互いの違いを活かし合い、乗り越えていくということ、
そしてお互いを信頼するということにコミットすること。

私もティムも、特定の宗教を信仰していませんが、
儀式や普遍的な宗教心(スピリチュアリティ)を大切にしています。

伝統的宗教の中には、大いなる存在の前で自我を律し、
日々の生活の中で、人生にどう取り組んでいったらいいかを教える
視点があります。

社会が発展すると共に、宗教が前近代的なものとして敬遠され、
人の支えになっていた心の指針が失われてしまいました。

ティムと私の仕事の背景となっているトランスパーソナル心理学は、
宗教の枠組みを超えたスピリチュアリティを大切にしながら、
心の指針を守り、見出していくものです。

スピリチュアリティというと大げさですが、具体的にいうと、
愛、寛容さ、謙虚さ、美しいと感じる心、自然への畏敬の念、
神聖な気持ち、平和、慈愛、感謝、笑いなどが含まれます。

昨日の披露宴では、私とティムで、新郎新婦へ向けたワークを
させていただきました。

チベッタンベルの音を鳴らす度に、
二人がこの世界に生まれてきた輝きをみんなで想い、
そして二人の名前を(それぞれの思いを込めながら)、
みんなでチャンティング(声明)するという時間でした。

とてもシンプルですが、でも自分たちなりのスピリチュアリティの
表現だったかな、と思います。

披露宴は、二人のオリジナルな考えで、コンサート&セミナー&
ワークショップ&パーティのミックスという感じでしょうか。

参加した人でないと、イメージできないと思いますが。

そしてC+Fの活動に参加していただいている多くの皆さんと
お会いすることができ、お二人の結婚を通じて、
C+Fのコミュニティとしてのつながりを改めて実感することもでき、
とてもありがたく、幸せに感じた1日でした。

$心の羅針盤~ティム・マクリーンと高岡よし子によるブログ-梢