今日は、昨日までのエニアグラム・トレーニングを終えたラス・ハドソンさんを
伊豆から東京に送っていきました。

途中、どこかご案内できるところはないかと思って、
思いついたのが、熱海のMOA美術館

伊豆を代表する美術館です。
能舞台もあって、年に何回か、上演しています。
天気も良かったので、熱海を眺望できる場所としてもいいのではと思いました。

ルネ・ラリックの特別展もやっていて、作品の本質的な美しさと独創性に感銘を受けました。

そして何よりも驚いたのは、 この美術館にクロード・モネの睡蓮があったことです。

なぜなら、ラス・ハドソンさんのトレーニングでその話が出て、
機会があったら見て下さいね、と聞いたばかりだったからです。

睡蓮の素晴らしさは、見ていて心が癒されることですが、
一見、シンプルに見えるタッチが、実は信じられないほど細やかに
筆を重ねたものであるということです。

久しぶりの美術館で、人間の心を通じて生み出された美に触れることが
いかに豊かなものか、改めて感じることができました。