9/6のブログでも書きましたが、今週(9/9)は、沖縄から玉城享子さんが来訪されました。

ちょうどティムのおばあちゃんが亡くなる直前に彼女が来たのも、不思議な縁です。

享子さんは二年前にご主人を癌で亡くしました。看護師さんでもありますが、
主に代替医療を活用し、ずっと自分でケアし、最後まで看取りました。

彼女が到着してすぐ、看取りの話を始めたのは、私たち自身のプロセスと符号していて、
何か自然な流れでした。

彼女は現在、癌などの患者さんと家族のケアに当たっています。
ぴったりした職業名はないかもしれませんが、
「癒し人」というのがふさわしいように思えました。

心と体の両方のケアに関わり、昨日、私がブログで書いた、
「生老病死の知恵」をもっている人で、
相手のためにしっかりと存在し、何が起きても大丈夫という態度で接している、
ありがたい存在です。

時には、以前は不和を抱えていた患者さんと家族の間に、癒しのプロセスが起きてくるのを
目の当たりにするそうです。とくに家族が、患者さんの体に直接触れることが、
お互いにリラックスし、素直になり、いい関係につながるとのことでした。

話は変わりますが、昨日は9.11でしたね。
あの日起きたことを振り返り、「奉仕と追悼の日」とすることをアメリカ政府が今年、
定めた背景には、起きたことをただ悲劇としてではなく、そこから建設的な何かを
生み出そうとする遺族の気持ちが反映されているとのことです。

感情的に反応し、報復に走るブッシュ時代とは違う意識が感じられ、
「奉仕と追悼」こそがふさわしい日だと思いました。 ---y.t.


↓玉城享子さん

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