こんにちは、魔女セラピスト
佳音（かのん）です。
「ママに見えない」が
ママにとっての誉め言葉になるのは何故だろう。
娘を生んだのは２８歳、
そこまで若いママなわけではなかったけれど
まだまだ体力に余裕があったし
それなりにお金もあったので
いつも綺麗にメイクして着飾ることができた。
どこへ行っても「ママに見えない！」と言われた。
そのことが嬉しくて
息子の産後もそう言われたくて
まぁ、頑張った。笑
いつもchestyがジルスチュアートの服を着て
家仕事の日でも保育園の送り迎えがある日は髪を巻いてメイクもばっちりして
「ママに見えない」といわれることがご褒美かのように。
当時は「ママに見えない」の言葉がすごく嬉しかった。
でも今見返してみると、ちゃんとママに見えるんだよね。笑
２０代後半～３０代前半だったから周りが気を使って言ってくれたんだろうな、って思う。
そして同じ年齢の独身の子と比べても、やっぱりちゃんと生活感あるし
「若く見える」なんてこともない。ちゃんと年齢相当。
もともと美容にそこまで興味あるわけでもなく
人の目がなければボサボサでいるような私が
なぜ、あそこまで躍起になって見た目に気を使ってたのかって
自分の人生が「母親一色」になるのが怖かったからなんだよね。
そのことは当時も自覚があったけど
なぜ、そこまで怖いのかは分からなかった。
それがノートやカウンセリングを通して自分と向き合うようになって分かった。
私の中の「母親」の定義が、地獄。
ってことに。
母親とは？
・家の中の太陽である
→太陽とは？・・・常に明るく人を照らす存在
・家の中を常に完璧にする
・食事は３食栄養バランスを考えて作る
・子供のことは全て親（特に母親）の責任
・子供第一優先、その次が夫、自分は最後
・子供の「やりたい」に応えなければならない
→金銭的にも体力的にも余裕がある
言い訳しない、おおらかな気持ちで子供と接する、
とかまぁ他にも出てきたんだけど
これは辛くて当たり前だわ。。。
まぁまず、１つ目で無理よ。太陽ではなく人間だもの。
２つ目に関しては母親は関係ない。。。ｗ
ちなみに私の母はそんな感じでは一切なくて
じゃあなんでそんな風に思い込んだんだろう？というと
これが私の欲しかった母親像だったから。
幼少期の私が欲したものに、私自身が縛られていたパターンです。
「こうでなければ」は「こうあって欲しかった」という私の願い。
そしてそこに私自身が縛れていた、ということ。
だから母親という役割から逃げるようにワーカーホリックになり
母親に見えないよう努力していたわけです。
これ、根本は人によって違うけども
「母親は苦しい」という前提は多くの女性が持っていることなのです。
これは思考というよりは意識で。無意識で。
自分が苦しければ世界が苦しく見え
そんな世界が拡大していく。
だから、母親の前提を変えました。
そうしたら「母親」という役割に対して重さ・息苦しさが減って
不思議なのはそのあとで、
面白いほどに周りの人たちが協力的になりました。
春休みなんて一週間近く、妹宅に子どもを預けて夫婦二人の生活を楽しめました。
今も母が積極的に見てくれるようになり
最近なんて近所の方が子どもたちを見てくれています
・・・すごすぎない？
母親って大変、母親って地獄、
そこから
母親でいることが誇り、母親って幸せ、
に変わりました。
それもこれも、
全部、前提（設定）を変えたから。
だってこれ以外、なにも変えてない。
私、ほんっとうに、何もしていない。
前提を変えるってすごいなぁぁぁぁぁぁ。。。。と実感しました。
「前提」については心屋仁之助さんを通して知りましたが
実践するようになったのは藤本さきこさんを知ってから。
オススメの本載せておくので、参考にどうぞ
では、また。
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