渡辺喜子の風。 -4ページ目

ラジオドラマ収録で思った事

最近、ラジオドラマの収録というのを経験させて頂いた。

(私は今回は台本担当ですニコニコ)

前回のブログに詳しく書いたので、その模様はこちらをご覧下さい↓

 

公の情報では次回が公開収録なのですが

主催の皆様と相談し、もうどんどん収録していこう!という形で

収録も開始してみて、感じた事、いろいろあったので

書いてみます。

 

ニコニコ年齢に関係なく、自分の思いを言葉で発言できる人の美しさ

台本を読むにあたって

いろんなコミュニケーションをする中で

間違えてるかどうか分からなくても

自分はこう思っている、これが好き、嫌い

などを相手に(思いやりを持って)伝える事ができる人って

美しいなぁと感じました。

 

ニコニコドラマとは、台本を読むのではなく、その世界を相手と生きる事

自分もきっと読む側だったら分からなくなってしまいがちですが

台本を上手に読もうという事に一生懸命になってしまうと

その紙の表面でしか声が存在しない。

台本に描かれた世界を生きている

という意識をなかなか持つのは難しいのだろうなぁ

と思いつつも

それが如実に声に出てしまう。

 

自分だけでなく、同じ場面に登場する人全員が

同じ世界の上に存在しているように

本当にコミュニケーションしないと、世界が成立しない。

(これは自主映画を監督した時にも感じた事)

同じ世界の中に舞台俳優として表現する人と

日常生活のまま立っている人が並ぶと世界が崩壊してしまう。

(どうしたら同じ世界に生きれるか考えてみると

それはやはり、共演者の声(実際に発する声と共に身体から出ている声も)

をちゃんと聞いて、普通に面と向かって会話する時のように呼吸を合わす)

 

プロの俳優さんの横に、素人の方が出てくると

同じフレームの中に写っても全く違う世界戦の上に立っているように見える。

 

そんな事を感じたり、思い出したりしました。

 

何よりも、こういう、

人が演じる事

物語(フィクション)の活字をイキイキとした世界として

創造するという事の楽しさラブを改めて感じさせて頂けました。

そして、それが、誰かの元に届き

またそこで感動や楽しさが伝わっていったら嬉しいなぁ虹

 

いつかの撮影現場↓