ずいぶんご無沙汰していたブログです。

 

あまり説教臭いことかくと

後で気恥しくなって

いたたまれないので

ブログにするまでにいくつもの関所があるのです。

心の中に。

 

そんなチキンな私ですが

今日はどうしても伝えたいことがあって。

 

 

 

以前は学校に行かない状態を「登校拒否」と言っていました。

 

今は「不登校」と言っています。

 

 

これは単に言葉の違いだけでなく

概念の違いでもあるのです。

 

「登校拒否」は、

原因は何であれ

学校に行くことを自分の意志で「拒否」している、

という意味が込められた言葉です。

 

この言葉ではどうしても

「行かないことを選択している」

意味合いが入ってしまいます。

 

 

でも、調べていくうちに

かなりの子供たちが

「行けない状態」

にあるということが分かってきました。

決して「拒否」している状態ではない、と。

 

そこで今使われているのが

「不登校」

という言葉です。

 

 

 

私はしばらく「学生」でも「社会人」でもない期間がありました。

想像より、つらかったです。

自分の所属がないってこんなに心もとないんだ、と思いました。

 

 

もしそんなとき

「就労拒否」や

「就学拒否」と言われたとしたら、

ただでさえきつかった心に追い打ちをかけられていたでしょう。

拒否してないのに、って。

 

「言葉」ってとても大切だと思います。

自分がそのことに対してどんな心を持っているのかがこもるからです。

 

私はこれまで数々の「言葉」を後悔してきました。

「あの一言があの人を傷つけただろうな」と思うと

本当にいたたまれません。

 

 

この先、それをちょっとでも減らしていけるよう

いろいろなアンテナを張って

たくさんの体験や気持ちを聞いて

心の引き出しを増やしているところです。

(少なくとも、そうしたいと思ってます)

 

今日のブログが

誰かの心の引き出しの隅っこに入ったらうれしいな、

と思いながらチキンな私はアップしまていす。