**【今日の佳子語録】第25回**
「◯◯をしてあげた」という言葉は、自分からやった行動を後から相手の責任にできてしまう危険な言葉だ
※自身の経験や知り得た情報から導き出した、完全なる個人的主観を記録として残すもの(読んだ本から自分なりに落とし込んだこともあるので、似た言葉も世の中にあるかも)ですが、悪しからず※
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保安検査場を通過して搭乗口へ向かうとき
ベビーカーから降りて手を繋いで歩きたいと泣く娘
降ろして一緒に歩いていたら
アンパンのこんな自販機があるキッズスペースを発見
娘は私の手を振り払ってそこへ一目散
えーーーー
もう搭乗口行かなきゃ間に合わないよ
と焦る私
私「もう時間ないからまた今度来よう?」
何度話しても首を振る娘←アンパンマンの威力
そこから何度も説得を試みるが…
断固拒否
まぁね
天下のアンパンマンが近くにあるキッズスペースはそりゃ娘からしたら天国だもんね
とは言えなかなか時間も経ってしまって
もう飛行機の時間も迫ってたので
私「じゃ、ママ行っちゃうね」
と娘を置いて歩き出し、娘が追いかけてくるのを待ってたら…
ギャン泣きで走り寄ってくる娘←ソリャソ-ダ
そしたらね~
周りの皆様から
「あの人子ども置き去りにしてるよ~」
みたいな感じで周りのファミリーに言われる私…
いやいや
本当に置いていくわけないしね笑
私流ではあるけどこれも一応、躾の一環なんだけどなぁ
いやむしろ娘が駆け寄って来なかったらこのやり方成り立たないから
ある意味かけでもあるしね
泣きじゃくる娘を無理矢理連れて行ってもどうせ何か言われるだろうしね
だから
白い目で見られるのはちょっと辛かったりする(ま、しょうがないけど)
ハハハ~
そんなこんなで
まだ泣いてる娘を抱っこして、
荷物持って、
空港から借りたベビーカーを押して…
なかなかの重量の中で急ごうと歩き出したら…
『それ私持ちますよ!何番の搭乗口ですか?』
と声をかけてくれる男性2人組み
いきなりでびっくりして、咄嗟に警戒したんだけど(←国内なのに、スリかも!と警戒する性格w)
黒のスラックスに黒の線が入ったシャツで……パイロットさんがかぶるあの帽子!
一瞬状況が飲み込めなかったけど
よくよくそのお二人を見ると…
機長さんと副操縦士さんだった!!!
どこの航空会社かは分からないけど
咄嗟に
「な、7番です」
と伝えると
何も言わずに荷物と空港のベビーカーをサッと持ってくれて(貴重品は肩掛けバッグで自分で持ってました)
一緒に歩いていくことに
荷物持ってくださってる方は40代くらい、もう1人の方はもっと若めのよう
歩きながら見るその後ろ姿は
それはそれは王子様のようでした
←精神的に感じる救世主感笑
そして7番に到着すると
私の荷物を渡してくれて
「いってらっしゃい!」
と
笑顔で仰るお二人
そのまま行ってしまいました
(多分これからどこかの飛行機に乗るのでしょう)
私「あ、ありがとうございました!!」となんとか伝えて
ふと思う。。。
か
か
か
かっこいい~
何か色々言うわけでもなくサラッとこなす雰囲気
なんてスマートなんだ!!
自分一人と子どもで長距離移動はいつもなかなか大変
今回実家に荷物は送っていたけど、その日の持ち物だけでも大量になる
そして機嫌が悪ければベビーカーにも乗ってくれなかったり、歩いてても手も繋がないとか言い出し好きなところへいきなり走る、その場から動かない
なーんてことはザラなのですが笑
今回このお二人の優しさに触れたことで
少し疲れかけてた気持ちも優しくなれました
(娘も無事泣き止んでくれたし)
突然のことでお顔は覚えてないけど
国内外問わず、新手のスリではなくて良かった←シツコイ
そう!
きっとどこかの王子様か救世主でしたわ!!!!!←カンチガイ