あまりに素晴らしく偉大なベーシスト、ジョージムラーツが逝去されました。


ジョージの故郷で録音したアルバム「プラハ」のレコーディングでは、一緒に音楽を作ってくれただけでなく、色々なところに連れて行ってくれたり、一緒にご飯を食べたり、本当に宝物の様な思い出をもらいました。

もう一度、ジョージと一緒にプラハで「プラハ2」を録音したかったな…。



そして、僭越ながらジョージのベースについて、、

彼はテクニック的に超絶でスゴいジャズベーシストという評価が多かった様な気がしますが、それだけでなく、私のオリジナル曲の16ビートやサンバを演奏した時のあのゆったりと心地よいグルーヴは、もう本当に素晴らしかったんです。
忘れられないです…。


ジョージ、本当にありがとう。

ゆっくり休んでください。





懐かしい2004年のアルバム「プラハ」レコーディングの写真とともに思い出を。



ジョージとスコアの打ち合わせ。





ドラムのパベルとピアノの周りで打ち合わせ。






最高のリズムセクション。

ドラムのパベルはジョージが紹介してくれたドラマーなのですが、初めて演奏したとは思えないくらい曲にハマって、素晴らしかったです。

パベルも
「Yoshikoが次にどう行くか不思議とわかるんだ」
と言ってくれて嬉しかったなぁ。






こちらはストリングカルテットの皆様。

皆さん、大きい〜。







この時から、すべてのストリングスアレンジを始めたのですが、それがチェコのストリングスとは、あまりに素晴らしい経験でした。


プラハのオーケストラの音色は深く切なくて、忘れられません。






そしてCDになった「Praha」


私にとっても、最も気に入ったアルバムになりました。


ジョージがいなかったら、このアルバムは生まれなかったです。

本当にありがとう。









《コンサート・ライブスケジュール》

・10月15日(金)
渋谷JZ Brat
「木住野佳子Birthday Live」

・12月24日(金)