典雅きもの学院吉祥寺校です
先日開催された典雅きもの甲子園に出場された生徒さん
甲子園の様子
https://ameblo.jp/yoshiko-kimono/entry-12624083287.html
着付けのお稽古を始めてまだ3回程度・・・
いきなりステージ上で着付けご披露はムリかな
そう思っていましたが、ご本人が頑張ってみる
とのことで直前に猛練習をしました。
でもね、本当にムリだと思ったんです。ゴメン
だって、手順をすべて覚えなきゃいけない
緊張して手順を忘れてしまっても、誰もステージに助けにいけない
なかなかハードルは高いと思われました。
そして…
ステージ本番
泣いても笑っても一発勝負❗️
なんと…手順を忘れることもなく、10分という制限時間内にやり遂げました✨
自主練習を相当したようです。
小さいお子さんがいる中、練習時間を作るのは大変だったと思います。
その生徒さんが、
「家で練習するのは大変でした。
でも練習しているうちに、着物を着ていると気持ちがイイって気づいたんです。
姿勢が良くなるし、それにつられて気持ちが真っすぐになる感じがするんです。
だから、練習している間とっても気持ちが充実していました。」
そして
「もっと着物を着たいって思いました」
そう仰ってくださいました。
感涙
私も生徒さんに頑張って欲しいと思う反面、
恥をかかせることにならないか、
大変すぎて着物を着ることが苦にならないか
そんな思いが入交じるなか、練習をつづけてきました。
よかった・・・・・
その一言に尽きます。
なぜ、私は着物を広めたいのか
それが今回生徒さんに伝わった❗️
そのことが本当に嬉しかったです。
なぜ着物を広めたいのか
あらためて自分に問いかけてみました。
その答えは
自分自身を生きる充実感を味わってほしいから
女性は様々な役割があります。
時間的にも精神的にも忙しい中、日々をこなしています。
自分のために集中する時間て、どのくらいあるのだろう？
その時間がたとえ無くても、不幸だと感じることはないかもしれない。
でも、今回の生徒さんのように
自分のことだけに集中できる時間を持った時、
さらに
その結果、自分が美しくなることに気づいた時、
どれだけの充実感と幸福感を得ることができるだろう。
私は着物を着ることで、この体験をすることができました^ ^
手段は着物じゃなくてもいいと思う。
私は、着物で体験することが出来たから、着物で伝えたい。
そんな思いで、着付け教室をやっています。
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