先日、着付け教室の一大イベント
年に一度の典雅きもの学院きもの甲子園が開催されました。
着付けの技術を競い合う、大袈裟にいえば着付けの競技会のようなものです。
典雅きもの学院吉祥寺校からは、６名の生徒さんが出場しました。
…これね、出るってすごく勇気がいることです。
大人になって、人前でそれも大きなホールのステージに立って、自分の技術を審査されるんですよ。
緊張度だって、ドキドキするなんてかわいいもんじゃないです。
吐きそうよ、ほんとに。
それを克服し、日頃の練習の成果を発表するんです。
私はね、その姿を見ているだけでもう感謝と感動とで泣きます
技術についてジャッジはされるけど、そんなもん、どうでも良いと思っています。
出ることに意義がある
趣味のつもりで気軽に始めた着付け
着物が着れたらいいなぁって軽い気持ちで入った着付け教室
それがなぜ、真夏の暑い中汗だくになって練習するくらいのめり込めるのか！？
吐くくらい緊張しなきゃいけないのに
恥かくかもしれないのに
なぜそこまで着物に夢中になれるのか！？
着物は、自己プロデュースなんです。
めんどくさい着付けの手順を踏みながら、着付ける工程一つ一つが自分を作り上げている感覚です。
みんな誰しも持っていると思う
こんな自分だったらいいな
って気持ち。
こうなりたい、こうありたいけど、恥ずかしかったりきっかけがなかったりで、叶えられない理想の自分。
1本ずつ紐を結ぶごと、着物を折り上げるたびに
こうあろう
という自分を固めていく作業
だから、着付けを始めた人はみんな夢中になって練習します。
ほかのどんなことでも叶えられなかった自己実現を自分の手で叶えられるからです。
ステージの皆さんは本当に輝いていました
そして貪欲なことに（笑）・・・もっともっと練習するそうです
女子は欲深いのです
自分を変えるきっかけが欲しい方
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9月15日・23日・30日
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