「ありがとう」が分からない | 手帳を使って人生をデザインする★番場よしこ【東京・八王子】

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ちょっと衝撃的なタイトルですね(笑)

私の10代が、まさにタイトル通りの子でした。

今はちゃんと「ありがとう」って言えるし(もちろん、うわべだけじゃなくて!!)。


「ありがとう」


って言葉が自他共にどのような影響を及ぼすか、私なりには理解していると思っています。

では、10代の、まさに「ありがとう」と言えなかったのはなぜ?


そのとき、私がどのように捉えていたかというと…


そもそも、何で感謝をしなきゃいけないのか

誰かに何かをしてもらったら、なぜ「ありがとう」って言うのか

自分が頼んだわけじゃないのに、相手が勝手にしてくれたことに対してなぜ「ありがとう」って言わないといけないのか

なんで?

なんで?

なんで?

本当に、真剣に悩んでました…

今思えば…そりゃー人間関係で上手く行かないわけですよね(^^;)

「ありがとう」という言葉が周囲に与える影響は20代の頃には分かったものの

(ちょっと前に、同じような実験がクローズアップされましたね→https://conobie.jp/article/3499 )


そもそも感謝を知らない人だったので、どんなタイミングでどのように


「心から感謝したらいいのか」

というより、それ以前の

「そもそも感謝ってどういう状態?どうすれば感謝できるの?」


そこが分からず悩みました。


今思えば


常にココロが満たされることが無い

そもそも満たし方を知らない

満たされるってどういう状態なのか分からない

嬉しい、楽しい、達成感がそもそも何なのか「分からない」


長いトンネルの中に居たような気がします。


夫は、私が


感謝の仕方を知らない


ことを知ってて結婚してくれたのですから、

そんな私だって知って結婚したのですから、今となってはホントに感謝しています。

結婚してからも、ずいぶん長いことトンネルの中に居たのも知っているからね(爆)

やーっと、最近トンネルから抜けたような気がしますよ。。。


そんな私の経験なのですが、もしかしてこんなことが言えるのでは?

と思ったのが今回の本題です。


それは…


「自分が満たされて無いと、心から感謝しようとする気持ちが湧かない」


ということ…

これは、「自分を満たす」という感覚が実感できるまで気がつかなかったのです。

だから、相手がしてくれたことに対して感謝できないときは


相手の行為に目を向けるよりも、自分が満たされていないか気にかけたほうがいいんじゃないか


ということ。

逆に自分が相手のためを思ってした行為が、相手にとって感謝されてない反応だと思ったときは


相手の欲求充足の邪魔をしている(要するに「おせっかい」かな?)

もしくは

相手が何らかの理由で欲求充足出来てない


と捉えて、

私はどのようにしたら、あなたの欲求充足のお手伝いができるか 聞く事にしましたw

(だって、良かれと思った行為が違うとすれば、もう聞かないと分からないと思ったのでw)

自分を犠牲にしない範囲で、どうやったら相手を満たせるか

(ま、言い換えれば、どうやったら相手の気持ちに配慮しながら自分の好きなように行動できるか、という事です)

そこに、やっと焦点が当てられることができるようになりました(*^^*)

夫婦がより良い関係で居られることが、結果として子どもの情緒安定に繋がる


ってことを、今日考える機会があったからなので、

お互いがお互いの欲求を満たせるように…気をつけることにしています。


毎日、夫に、子どもに、はたまた無事に1日を過ごせて布団に入れることに感謝できるくらい、常に自分を満たすことを意識したいものです(^^)


これとは別の、親子の関わり…つねに心がけていること(クオリティータイムなど)はまたの機会に。

それでは、おやすみなさい♪