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10月ももうすぐ終わりますね。
早いものです。

バンクーバーは寒くなりました。
というか日本ももう寒いですよね?


寒い上に毎日雨です。

バンクーバーは夏以外、レインクーバーと呼ばれるほど雨が多いのです。


さて、最近の私はバンクーバーで何をしていたのかというと


柳下大(やなぎしたとも)というイケメン俳優にどっぷりはまって、病気のように彼の動画や画像を見まくる日々を過ごしていました。


マリファナや薬物中毒のカナディアンが多い中、私は柳下中毒でした。


柳下を吸っていなければ発狂寸前でした。



もう本当に意味不明ですよね。


バンクーバーにいるならイケメン外人とかに恋するか、ハリウッドスターなんかにはまりそうなものの、


なんでわざわざバンクーバーで、日本の俳優にハマるのかは自分でもよくわかりません。


まぁ私は鼻が高い系のほりが深い人がタイプではなく、生田斗真とか、玉木宏とかでさえときめかないので、そもそも外人には興味ないのですよね。


ちなみにカナダは、360度見渡す限りデブばかりのアメリカとは違い、スレンダーな美男美女が多いので、外人好きならパラダイスだと思いますよ。


まぁ話はそれましたが、なぜ、柳下ともさんにどっぷりはまる日々を過ごしていたかというと


それは私が甘さを求めていたからなのです。


とにかく私は甘いものが必要だった。


ともにゃんの甘いマスクがなければ、生きていけなかったからなのです。



というのは私の生活がかなりビターだったという理由があります。



私が働いていたレストランはクソクソクソ忙しい上に、


毎日11時間前後(休憩を除く)一度も座ることなく走り回っていました。


6連勤や7連勤もありました。


朝早く起きて夜遅く帰る日々。


朝は体中の鈍痛と肉体疲労を感じながら、「うっ…」という自分のうめき声とともに起きる日々。


洗濯ものすらできない日々。



死人のような目をしながら、ただ肉体を動かすのみの日々。


たまに携帯をちらっと見た時にともにゃんを見ては、生気を養っていたのです。




私は27にもなって初めて仕事でしくしく泣きました。


しかも肉体疲労という理由で。


なんですかね、精神的な辛さはあまりなかったんですよ。


もちろん忙しすぎて常にイライラしていましたが、

それのみで、経営者がチャイニーズだったから適当だったし、コワーカー(同僚)はわりとみんな優しかったですしね。

キッチンの人は特に優しく、たくさんの食べものを貢いでくれました。


それに私が英語ができるというわけでは決してありませんが、留学生や外国人がやたら多いバンクーバーでは、拙い英語が普通で、結局伝わるから、言語が特にストレスになることもありませんでした。



本当にただただ肉体が辛かっただけです。



私だけではありません。


i'm so tired
I'm exhausted
I'm pooped

(全て疲れた)


という言葉を一日何十回も聞き、私も何十回も言っていました。


夢の海外ぐらしはただの肉体労働と化し、


自らの意思で海外へ来たのか、


それとも、強制的に連行されて奴隷として働かされてるのかわからなくなってきた、そんな矢先、


仕事場が最近潰れました。


もちろん収入はなくなるので、困ったことなのですが


私は潰れると聞いた時、


「収入が~」

とか言いながら


心の中で笑っていました。



キッチンの人たちが朝作ってくれ、美味しいと豪語するフルーツの揚げ物ともおさらばです。


こっそり衣を捨てて食べる日々ともおさらば。

「果物はありのままで」というキャッチフレーズがlet it goとともに頭の中を流れる日々とも…おさらばなのです。


ということで、私はもう働きません。

収入ない上に生活費はかかりますが、


貧しいながらも遊んで暮らします。


というかそもそも私は向上心が高いから海外へ来たわけではなく、


ダラダラするために海外へ来たわけですから、ダラダラしなければ意味がないのです。


ここでは、

誰も僕ら引き止め、縛りはしない(アラジン、ホールニューワールド引用)

わけですから、大いにダラダラしたいと思います。


あと自由と孤独を愛しているので、友達もあまり作りませんし、自分で誰にも時間にも縛られることなく、ダラダラ過ごそうと思います。


あとはウォルトディズニーのストーキングのために来たので、ウォルトを追っかけます。


だからこっちでウォルトのストーキングがすんだら、日本でともにゃんにストーキングを開始したいとも思っています。



とはいえ、仕事場がクローズした途端、


ともにゃんを見る機会は減りました。


もちろん今も大大大好きですし、ともにゃんは辛い時に救ってくれた私の王子様ですけれどもね。



おかしなものですね、人間というものは必ず何か苦しいときに癒しを求めるものなのですね。


しょっぱいものを食べた後に甘いものを食べたくなるのと同じです。


常にバランスが大事なんです。



今は毎日遅く起きて、散歩して(雨の中)、カフェ行って、サウナ行って過ごしているので、癒しはだいぶあるからでしょう。


素敵な生活じゃないですか?


どうぞ羨ましがってください。

やっと夢の海外生活ならぬダラダラ生活を手にしたのですから。


甘い日々が続きすぎるとしょっぱいものを求めるようになるような気もしますが、


は3食チョコレートでも大丈夫なくらい、甘党なので


完全なる甘い日々も大丈夫そうです。