ナンジャストリートビューもこれで最後、今回は「ゴースト13番街」を紹介します。このエリアはもののけ番外地と並行して走る1本道であり、特にここ専門のアトラクション等はありません。故に公式のガイドマップ等ですら扱いは小さく、「ナンダーバード」と同一として扱われている場合もあります。

設定上は、ナンダーバード軍が倒したゴーストを封印しているエリアということで、そのゴースト達は今もなお復活のためこの薄暗いストリートで密かに作戦を企てているということです。
その成果の一つがゴーストを封じた爆弾「G-BOMB」をナンダーバードに仕掛けること(→アトラクション「ボムレンジャー」)、侵略作戦のための秘密基地を建てること(→かつてあったアトラクション「秘密指令G-FILE」)であったりします。



2階ナンダーバードから1階のゴースト13番街へ下りるエスカレーター。この付近からして照明が少なく不気味な雰囲気です。ちなみに画像下はエスカレーター横から見れる風景。
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下に降りると、このように青くライトアップされた不気味なエリアが広がります。左に進むとゴースト13番街内部(その先はナンジャコア)、右はもののけ番外地に繋がります。
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周りにあるロッカー(実際に使えるコインロッカーです)の上には骸骨、そしてフェンスの中にギターを持ったロックミュージシャン風のゴーストもいます。このゴーストは元々今の「シアターゴースト」の場所にいましたが、「シアターゴースト」が出来た際ここに移りました。
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エリア内部は狭い一本道です。特に仕掛けはありません。この通りには「ナンダーバード秘密情報局」のサテライトが多数並んでいます。
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通路脇にいるパンク風のゴースト。左の骸骨は元々「進め霊界三輪車」にいたのがこちらに移ってきました。
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先に進むと見えてくる、エリア内にある唯一のアトラクション(※ガイドマップではアトラクション扱いをされていません) 「シアターゴースト」。1回300円でヘッドフォンにて怖いお話を聞くサウンドホラー。音声だけでなくモニターによる映像も加わります。
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元々は2002年頃映画『13ゴースト』とのタイアップアトラクションを開催するために作られたもので、同イベントが終了した後はオリジナルソフト『真夜中の訪問者』が上映されています(チャプター①となってますが、設置から10年以上経った現在でも未だに続編は作られていません)。
その後2005年頃映画『ノロイ』や2007年映画『エクスクロス』等のイベントがあり、その後は何のイベントもない状態が続きましたが、今年2012年「稲川淳二の超怖い話」にて使用されました。


その先に進むとエリアの出口、ナンジャコアが見えます。画像右の場所にはかつて写真スポット「ゴースト写真館」がありましたが現在は撤去されています。
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このように知名度・注目度が低いエリアではありますが、それなりに味がある場所だとは思います。リニューアルでこのエリアがどうなるかは不明ですが、「ナンダーバード」がそのまんまなくなる流れだとストーリー的に繋がりのあるここの存続も厳しい、かな。