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「福袋餃子自慢商店街」はナンジャタウンの街区の一つ。"昭和30年代の街並み"をテーマにレトロな雰囲気を醸し出しています。またかつてナムコが経営支援をしていた映画会社「日活㈱」のセット技術を駆使しており、日活の映画関連の装飾も多いです(お店の名前が映画のタイトルになっているなど)。

オープン当初は「福袋七丁目商店街」という名前でしたが、2002年7月に内部に「池袋餃子スタジアム」が出来たことから現在の「餃子自慢商店街」に変更されました。なお、翌年にナンダーバード内に「アイスクリームシティ」、翌々年マカロニ広場内に「東京シュークリーム畑(現・東京デザート共和国)」がオープンした時は、福袋のように街の名称は変わりませんでした。


上記画像の入口を過ぎると、アトラクション「ご当地すごろくじゃらんツアーズ」の舞台となっている銭湯『福助湯』が見れます。この外観セットは"本物の銭湯"を移設したものらしいです。
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その先を進むと見れるのが画像左上の『忠猫 猫八(ねこはち)』。主人の帰りを駅前でずっと待っていて死んでしまった猫を模した像で、言わずもがな「忠犬ハチ公」のパロディです。猫八の頭を叩くと現在時刻をしゃべりますが、なぜかこの時間は2分程遅れています。
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画像右上にあるのが『福袋駅』。駅には昭和当時の電車路線図があり(当時中央線はまだなかったので路線図に載っていない)、「窓口で駅名を告げると(音声を認識して)駅員が運賃等を答えてくれる」仕掛けがありました。また荷物の重さを図るカウンターもあり、窓口前のステップに乗ると重さ(つまり乗った人の体重)を告げるという遊び心も。窓口の仕掛けは認識をしてくれないなど不安定な部分もありながら動作しているようですが、残念ながらこの荷物カウンターの仕掛けは現在撤去されています。


アトラクション「福袋探偵大學」のゴール地点にもなっている交番。隣には不動産屋「大黒不動産」があります。ここに出ている貼紙はみんなシャレになっているのでよく読むと面白いかも。
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交番の横にある「のらねこ探偵社」(「探偵大學」のスタート地点)の上にある建物(赤枠で囲った部分)、これ実は「ナンチッチ」の家なんです。画像じゃわかりにくいけどちゃんと表札(?)も出てるんですよ。
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「のんべえ横丁」

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商店街の脇にある、居酒屋やバーが並んだ通り。この通りは道がでこぼこしてて若干の傾斜があったり、ドアや窓が傾いていたりしていますが、これはのんべえ(酔っ払い)になってふらついて歩いている様子を演出するため意図的にそうなっています。


道中には映画「鉄火場の風」に出てくるバーのセットも。
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お店の名前はみんな日活映画のタイトルをもじったものになっています。いくつかのお店はドアが開くようになっていて、開けると元になっている映画の音声が流れる仕掛けも。
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その2に続く。