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このアトラクションはマカロニ広場を舞台に、各ポイントを巡りながら青い鳥「ハピル」を育てる体感型育成ゲーム。自分の性格が反映された鳥にエサをやったりゲームに挑戦しながら成長させます。

 

システムとしては当初あった(ナンジャタウン開園と同時にオープンした)街巡り占いアトラクション「キューピットシエルタ」を拡張したもので、前半の占い部分はキューピットシエルタのをほぼそのまま流用、後半のハピル育成部分のサテライトを追加したものです。
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1998年7月にグランドオープン、半年後の1999年3月には一部システムの変更とサテライトの追加等が行われ「~輪廻転生編~」としてリニューアルオープン。当時の世相では1997年に社会現象となるなど大ブームとなった「たまごっち」を筆頭に育成ゲームの一大ブームとなっていた時代で、本アトラクションがそのブームに乗っかって開発されたのかは不明ですが、そういった背景からオープン当初しばらくは大人気で休日では常時30分~1時間待ちの行列が出来たものでした(オープンした年の夏休みは2時間待ち程度になるのも珍しくはなかったらしい)。

 

2013年7月、ナンジャタウンは規模を縮小しつつ園内全体リニューアルが行なわれましたが、本アトラクションは下記の「占いの旅」が無くなった以外はほぼそのままの仕様(おまけに新しいサテライトが2つ追加されて)で移設され、2019年5月現在も運営しています。

 

ちなみに本アトラクションタイトルのイタリア語表記は'「uccello(鳥) azzurro(青) della(~の) felicita(幸せ)」’とおり、各サテライトも人間(神様)のキャラクターは日本語とイタリア語の二か国語になっています。

 

アトラクションの流れ

まず受付にて卵を受け取る。初回プレイではまず青い鳥「ハピル」にプレイヤーの性格を反映させるため、様々な占いをして性格を見極める「占いの旅」に出ることに。

占いの旅

マカロニ広場内のチェックポイントを巡って、心理テスト等のいろんな種類の占いを行う。前述のようかつてあったアトラクション「キューピットシエルタ」をそのまま流用している、つまり元々はこの占いの旅だけで一つのアトラクションであったため、結構なボリュームである。
2004年にマカロニ広場内に東京シュークリーム畑(現・東京デザート共和国)の工事の際、工事区域にあった一部のサテライトが現在の場所に移設されている。
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1.男女の祭壇
ここで自分の性別を入力、占いではなく「キューピットシエルタ」時代にはなかったサテライト。

 

2.星座の井戸
自分の星座のを入力する。その時、今日の恋愛運を占ってもらえる。

 

3.カルテット楽器店
4つの楽器の中から一つ、自分の好きな楽器を選ぶ。楽器の特徴から「求めるエロス」がわかる(バイオリンであれば情熱的など)。
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4.誘惑の仮面
仮面の瞳の中に、4人の異性が映し出されるので好みの異性を選ぶ。選んだ相手はそのまま自分の"理想の恋人象"となる。なお、異性は他のナムコの占い系アトラクションにも登場してました。
 
5.キューピットアローズ
文字通り"恋のキューピット"が放つ矢が当たるか占うサテライト。一人用と二人用があり、一人用では恋の矢が当たるか当たらないか(恋が始まるか始まらないか)を占い、二人用ではどちらがより相手を愛しているか占う。

 

6.キューピットコール
天使のからの電話で、質問に答え"本当の自分"について占う。

 

7.お告げの壁
これまでの占いの結果が書かれた「愛のロゴス」が渡される場所。なお、愛のロゴスは「キューピットシエルタ」でも同じ名称であったが用紙のデザインは異なる。

 

以上で占いの旅は終了、「異邦人のテント」にて卵を持っていくとこの旅で分かった自分自身の性格が繁栄された(占いの結果が入力された)青い鳥が生まれ、持っている卵にその魂が映されます(続きからプレイの場合はこの異邦人のテントからスタート)。
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青い鳥「ハピル」の育成

ハピルが誕生したら、そこからが本番。各サテライトを巡ってハピルにエサを与えたりトイレ等の世話をしたり、時にはゲームに挑戦したりして青い鳥を育てていきます。詳しくは「幸せの青い鳥 攻略編」を参照。
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ゲーム自体は誰でも遊べるような単純な構造となっていながら上記のよう様々なイベントが起こり、テクニック等はそんなに必要ないですが300歳まで育てるのにはかなりの労力となり、奥が深い面もあります。