手加工する意味。 | ★若手 棟梁大工の建築裏日記★   

手加工する意味。

 

皆さま こんにちは。

柱の加工をおこなうyoshikiです。

 

構造材加工がプレカット主流の今、

あえて手加工をおこなう意味は?

もちろん意味などありません(^^)

自社の事務所の構造材だからこその

手加工ってやつです(^^)/

 

 

柱の四方加工が完了したら

次は、柱丈の切断です!

 

必要な長さカットのあと、

ホソの墨付けをおこないます!

 

便利な道具があります。

こちら↓↓↓

 

はい、『カーペンターゲージ』

これは、柱のホソや穴の墨付けを行う時に

センター出しを自動で行ってくれる道具です!

とても便利です!

 

細工をおこないます!

丸鋸でホソの形状にカット!

 

細かな部分は鑿を使い、丁寧に斫って(削って)行きます!

 

 

はい、完成です!

この作業を柱の上下×本数分行います。

とてつもない時間が掛かる作業!

 

だから、プレカットが主流になるのですね~(-_-;)

 

ホソを一発で加工するホソ取機なるものも持っていますが、

やはり手間が掛かります。

 

でも、自社の事務所建築です!

手間をかけます(^^)

 

つづく。