雨漏りを起こさない為の施工管理術!長年の経験から生み出される秘訣(対策)とは! | ★若手 棟梁大工の建築裏日記★   

雨漏りを起こさない為の施工管理術!長年の経験から生み出される秘訣(対策)とは!

皆さま こんにちは。

腕時計をオーバーホールしたyoshikiですニコニコ

数十年使ている常用時計で、

いわゆる機械式(オートマチック)時計です。

まずは、見積りです。

で、見積が届くと、びっくりする額に・・・。

でも、とても愛着があるので、

お願いすることに!

それから1か月、

頑丈な箱に入れられ郵送で届きました。

箱を開けると照れ

ま~、なんということでしょう~アップ

新品と見間違えるような輝き!

国際保証も2年ついていますウインク

また、これから大切に

ガンガン使っていきますウインク

 

 

さて、こちら↓↓↓

 

石井町K様邸の様子でございますニコニコ

 

 

只今、階段工事を行っていますアップ

2階はほぼ造作工事は完了していて、

いよいよ1階の造作工事のスタートでございますウインク

 

 

こちら、太陽光発電パネルでございますウインク

毎回、取付部分の固定状況の確認と

高さなどのひずみが無いかの確認は、

僕が直接目視で行います!

もちろん、大丈夫完璧ですウインク

 

雨漏りの一番の原因は、パネルを取り付けしている

フレームの脚の固定ビスからの雨水の侵入なのですが、

それは、分かっていても、

問題はそこでは無ありません。

実は、雨水の侵入は直接的ではないというところに、

不完全さが隠されているという事です。

 

どういう事かといいますと、

固定部分の屋根面からは、

水は、まず侵入できません、

メーカーが指定している方法を、

きちんと守っていれば、まず大丈夫です!

でも、そこに盲点が隠されています。

 

実は、建物に使われている設備機器などの、

施工要領は、すごく狭い視野で考え出された

ピンポイントの確実性で適応されています。

どういう事かというと、

屋根表面からの水の侵入は起こらないけど、

別の場所から入った水が、

固定ビスの穴を通って

屋根裏に入るリスクまでは考えていないということです!

 

屋根防水は、屋根材が直接雨を止める

1次防水と、(日本瓦・ガルバ屋根などの仕上げ材)

屋根材が止めきれなかった水を止めるのが、

2次防水です!(ルーフィング)

屋根は、この1次と2次防水両方で

雨漏りを阻止しています!

 

太陽光発電は、

この1次にも2次にも穴をあけてしまいます(;^_^A

特に日本瓦の場合、隙間だらけなので、

吹き降りの時の雨水ほ殆どを

2次防水で阻止しています。

ですから、2次防水に穴が開いていれば

確実に雨漏りを起こすという事になります(-_-;)

 

 

ですから、各施工箇所(棟、野地、パネル)の

繋がり(関連性)までも把握したうえで、

弱点になりやすい場所の

重点的な施工管理と、

完了後の目視チェックは欠かすことが出来ません。

あと、完了写真はとても大切。

数年後に何かあった場合いに

検討材料として大いに役に立ちますウインク

 

 

 

 

 

さて、段取りが忙しくなる一階の造作工事です(;^_^A

転ばぬ先の杖!

しっかりと現場管理を行いますウインク

つづく音譜