化粧柱の仕上げ作業!柱に年輪の芯が無い柱は、割り柱と言います。柱の番付け、文字の意味と建てる場所
皆さま こんにちは。
ユンボの修理をするyoshikiです
エンジンスタート時の
スターターの廻りが悪く
今日、自分でスターターの取り換えをしました!
リビルド品なので、既存スターターは
返送するシステムになっています。
でも調子は今一つ・・・。
今後もいろいろと探ってみます
さて、こちら↓↓↓
今月22日に上棟を迎える名東町
I 様邸の化粧柱の加工でございます
柱は、杉材の無節を使います。
通常管柱(構造柱)には、
樹齢50~60年の柱を使います。
一本の木から一本の柱どりを行い、
柱には、年輪の中心があります。
これを『輪持ち』と言います。
化粧柱に使う柱は、『割り材』と言います。
樹齢80年~100年の杉材を加工し、
年輪の芯を避けるようにして
一本の木から複数の柱を製材します。
年輪の中心が無い柱の事を言います
メリットは、割れない事!
柱に年輪の中心があると、必ずクリープ(割れ)を起します!
それは、柱の芯と外周部との収取率の違いによる現象。
割れても、強度には問題ないのですが、
化粧柱としては、見た目の問題があります。
写真は、柱表面をワイドサンダー仕上げで
ツルツルの状態にした柱を
面取り加工をしている様子
綺麗に仕上げた状態の柱は
角が立っているので、
お施主様が手を傷つけない様に
四隅の角を取るのが面取り加工です。
面取りが終われば、柱の養生です
養生に使うのは厚手の紙です。
養生に使う紙には、
予め糊が付いています。
柱に接着させる部分と
紙どうしを接着さっせる部分に分かれています。
糊ですが、柱に接着させる糊は
接着力が弱めになっています。
養生を外す時に、柱に糊残りを起こしにくい様に
工夫されています
養生が終われば、最後に
番付を行います。
番付は、柱の向き、上下、建てる場所を記します。
柱の向きは、番付をする面が前となり、
これを『字前(じまえ)』と言います。
柱上下は、文字の頭が上で、
建てる場所は、
X軸に、いろはにほへと・・・
Y軸に、123456・・・
これの組み合わせで表記します。
例:ろ5
↓
左からろ通りの5番目に建てる柱と言う意味です
例:い又ろ4又5
↓
左からい通りとろ通りの間で前から4番と5番の間に建てる柱
と言う意味になります
さ~、着々と上棟の準備が進んでいます
落ち度無く、
気を引き締めて
段取り進めて参ります
つづく