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さて桃太郎戦。の前にこのアイテムが登場。
おとぎ話と名産品、上手く結び付けたもんだなぁと思いますね。だって岡山のお土産なんてきびだんご以外考えられないでしょ。ここまで唯一とも思えるお土産っていうのは広島のもみじまんじゅう、宮城の萩の月、三重の赤福、北海道の白い恋人、山梨の信玄餅、静岡のうなぎパイ、京都の八ツ橋くらいのもんでしょうか。我が神戸ならゴーフルか炭酸せんべいの二択だな…
そんなこんなでいよいよ月光と桃太郎が対峙。
月光とイデヤ、案外良いコンビになりそうな気配もしましたが、物語全てを通して見てみるとやはりイデヤの方がちょっと力不足でしたかね。主人公に魅力を割り振り過ぎたがために相棒キャラが育ちませんでした。
さてその頃小竹はシンデレラに応援を要請。
ん〜、やっぱり女性の方がそーゆー心の壁は高いとは思いますけどね。「そんな事ないよ」と女性は言いますが、自分の趣味に合わない異性、自分の求める基準に達しない異性を拒絶するっていうのは、やっぱ女性の方がありがちですよね。と、思い込んでしまっている男も悪いんだろうけど。
そんなわけで最強の援軍到着。
ワクワクしないですか、桃太郎と戦うのにシンデレラと赤ずきんが援軍に来る漫画なんて月光条例以外あり得ないでしょ。この辺りのシナリオ力が藤田和日郎なんですよね…
そんなわけで盛り上がってきた桃太郎戦。
世界一有名なキャラクター、別に言い過ぎでもないから凄いですわな。シンデレラと赤ずきんよりも世界的に知名度のあるキャラクター…ドラえもんやポケモンとかでも太刀打ちできないでしょ。戦えそうなのはミッキーマウスくらいかな…
とはいえ相手は日本おとぎ話史上最強の桃太郎。
世界一と比較すると「日本一」という言葉の弱々しさを感じてしまいますよね。もちろん国内No.1も凄いことではあるけども、81億の中でのNo.1はやっぱ価値が違う…
さて猿吉vsシンデレラ。
シンデレラのガラスの靴が武器になる、こーゆー想像力も藤田和日郎の真骨頂ですよね。そしてそれを絵として表現できる、それを読むことができる…我々読者は幸せなんだよなぁ…
さて桃太郎を生身で圧倒する月光。
こーなってくるとそろそろ「月光って何者なんだ?」という読者の興味も高まってきます。次のアラビアンナイトでその疑問を少し満足させてくるんですよね…























