きよの漫画考察日記2405 名探偵コナン第11巻 | きよの漫画考察日記

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お祝いケーキ


雪山山荘事件の続きから。今回の容疑者たちには名前にある共通点がありました。

確かに「桂馬」はレアですわな。でもまぁその前に「飛田銀二」という人物がいた時点でだいたい気付けますけどね…


さて今回の事件の動機は…

医者が他人の論文を奪う、まぁ医療界ではよく聞く犯行動機ですねw正直おじさん連中は論文なんて書けやしないんだろうしなぁ…



次はエピソード28「テレビ局殺人事件」今回の犯人役は特殊です。

実在の人物である松尾貴史を犯人役に抜擢。当然アニメ版の声優も本人が担当しているそうです。まぁ本人が承諾してるのであれば殺人犯として登場させることもアリですよね、古畑任三郎にイチローが本人役で登場してた例もあるくらいだし。


さてどうやっても殺害現場へ移動するのが時間的に不可能な殺害を可能にしたのはこのトリック。

このトリックの問題点としては…ちょっとこの窓の構造を見てみましょう。

こういう風に開く窓はなくはない。でもこの窓を開けて上側から身を乗り出すのは脚立でもないと無理でしょw


さて今回の動機は…

芸能人にとって番組を降ろされるというのはもちろん収入面でも影響はあるでしょうがね。まぁ芸能人ならではの動機といったところでしょうか。



さらにエピソード29「コーヒーショップ殺人事件」蘭が隠れて会おうとする人物が気になるコナン。

コナンの代表的とも言えるセリフ「真実はいつも一つ」が登場するのは第10巻とこの場面の2回だけ。原作ではほとんど言ってはいないんですな。


さてここで重要キャラクター登場。

妃英理!

言わずと知れた毛利小五郎の別居中の嫁であり、蘭の母親ですな。さらにコナンの母親とは元同級生。そして名前はエラリー・クイーンからですね、なるほどなるほど。妃なんていう苗字なかなかありませんからね。

ちなみに妃先生の声は北斗の拳のサヤカと同じですな。また担当声優である高島雅羅という人の旦那は銀河万丈だそうな。同じ北斗の拳で言うならばサウザーが旦那という事です。


さてトイレで発見された女性の刺殺死体。

ドアを塞ぐように倒れているので…

ここを通れる人物でしか犯人ではあり得ないとミスリードさせておいてのトリックは…

確かにこのトリックを使えば天井の隙間を通れない人物は容疑者候補から外れることはできます。できますが…

被害者との間に男女関係があったんなら、さすがに捜査されたらそんな関係性バレちゃうでしょうに。俺がこの犯人なら、被害者ごと行方不明にさせますけどね。こんな公共の場で殺す必要性がないですよ…


エピソード30は「霧天狗伝説殺人事件」首吊り死体が発見されます。

まぁこんな天井の高い部屋があること自体不自然の極みですが、まぁそこは目を瞑りましょう。


さて問題は犯人がどうやってこんな高さまで遺体を運ぶことができたかという点ですが…



とんでもなく大掛かりなトリックが飛び出してきましたねwまるでこのトリックを生み出すために建てられたのではないかとも思ってしまいますが…このトリックの最大の問題点はここでしょう。

この小窓から犯人が出入りしたということはいいんです。ただこの小窓…どう考えたって70tもの水を貯めてる間に吹っ飛ぶでしょww

それ以外にも問題はあります。犯人は夜中に滝の水に7時間浸かっていたわけです、こんなの普通犯人の方が低体温症で死んでもおかしくありません、ウェットスーツは必須でしょう。しかもこれと同じトリックを2年前に老いた住職が達成したというのはなんぼなんでも体力的に不自然。さらにびしょびしょになっていた室内を拭いて回ったとのことですが、床は拭けても壁を拭ききるのは無理ですって。


そして物証は吹き飛んだ小窓の破片にありました。

いや、秀念さんが手袋してたという可能性をなぜそこまで排除できるのw


さて今回の事件の動機は、2年前に殺された兄の復讐でした。

孫娘が自分の意に沿わない相手と結婚しようと、それが殺害動機になんてなるもんですかね?まぁ生臭坊主というものは一般社会の人間よりもより欲が深いのかもしれないからなぁ…