改訂版きよの漫画考察日記2267 魁‼︎男塾第24巻 | きよの漫画考察日記

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我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...


ゾウ

さて冥凰島十六士3番手はラジャ・マハール、まずはこれに乗って登場。
パンジャブ!
インドといえばやはり象ですな。まぁインドには象だけでなくトラもいるしライオンもいます。さらに言えばアフリカにはいない熊もいますからね、そういった肉食動物をものともしない象ってのはやはり地上最強の生物なんだろうなぁ…

さてここで闘場へと向かったのは月光。名解説者雷電が死亡し盲目解説者月光もいなくなっちゃったらいったい誰が解説をしてくれるんだ⁉︎
片腕を無くした羅刹が解説者に転向(笑)
まぁ確かにここで誰に解説役を任せるかは難しいとこなんですよね。少なくともJ・冨樫・虎丸の3人はダメなんだから、死天王に出てきてもらう他ないわなぁ…

さて羅刹の解説による操象戮狟闘法とは?民明書房刊「戦う動物大百科」によると「英語で象をエレファントというが これは当時象の訓練をインド洋上のエレファン島で行なっていたことが語源と言われる」だそうです。おそらく民明書房の中でも真実味は屈指ですよ、コレ(笑)

さてこのパンジャブ、ただの像ではありません。
操象戮狟闘法奥義 晨襣張!
象の鼻には一切骨はなく筋肉だけでできてますからね、伸ばそうと思えば伸びるのかもしれません。人間で言えば…例えばおちん◯んを引っ張れば伸びるでしょ、あれと同じくらいは伸びるのかも(笑)

これに対し月光はこの技。
辵家流奥義 暁闇紅漿霧!
冨樫も言ってますが飛燕がネスコンス戦で使っていたよく似た技は「鶴嘴紅漿霧」。名前も似てますからね、これは三面拳に共通する技なのかもしれません。

さてこれでパンジャブは谷底へ落下、ようやくマハールが闘場へ降り立ちます。
キプチャクというインドの武器だそーです。こんな武器が実在するかどーかは定かではありませんが、少なくともこれで月光の五体を切りきざむのは無理ってなもんでしょう(笑)

さてマハールですが、とりあえず防御面に関しては無敵です。
筋肉のみならず骨すらも意のままに動かすことができる、これこそがラーマ・ヨガです!
一説によるとオウム真理教の麻原彰晃がこのラーマヨガの使い手だったとかどーとか(笑)

さて月光の棍を食らってしまったマハールでしたが、これは罠でした。
ラーマ・ヨガ奥義 張発筋彪射!
ラーマ・ヨガの使い手を倒すのに棍ではキツいですね。基本的には斬撃で挑むべきでしょう、桃やセンクウ、赤石辺りなら相性が良さそうですけども。

そんなこんなで月光が作中3度目の死亡。
「月光死すとも男塾は死せず」これも男塾の名言の1つでしょう。元ネタとしては板垣退助の「板垣死すとも自由は死せず」になるんでしょうけども、日頃寡黙な月光ゆえの言葉の重みというなものがありますよね…

さて月光の仇討ちのため闘場に上がったのは飛燕、しかしラーマ・ヨガには手も足も出ません。
ラーマ・ヨガ極奥義 如意驍髪襲!
頭髪を自在にコントロールできるこの技、頭皮が薄い人からすれば垂涎の技でしょう。逆に俺なんて髪の毛が多過ぎて困ってますけどね…

さて胸にキプチャクが刺さって絶命した飛燕でしたが立ち上がります。
ちょっとキプチャクが刺さったシーンを見てみましょうか。
どう見てもペンダントごときで防げているようには見えませんが(笑)

それでもやはり奥が深いのはラーマ・ヨガ。ラーマ・ヨガ超奥義 藭嵐伸爪貫!
これで死なない飛燕はタフ過ぎますね(笑)

そんなわけで瀕死の飛燕でしたが、ここで月光のダイイングメッセージを発見します。
以前にも月光は死に際に「如號」という血文字を残していました。しかし今回は如號より画数も多いですからね、ここまで書く余裕があったのであれば立ち上がることもできたのでは(笑)

つーわけで自分の技を忘れていた飛燕、月光の遺言で思い出します(笑)
鳥人拳極奥義 鶴嘴千本無明透殺!
目にも見えないほど細い鶴嘴千本です。まぁ確かにこんなの投げられたら避けるのも一苦労なんですけど…こんな便利な武器があるのであればそもそも通常の鶴嘴千本なんて不要じゃないの?

そんなわけで大活躍したマハールでしたが死亡。

負けてなお印象に残る相手でした、ラジャ・マハール。やはりあの月光を倒したというインパクトは抜群でしたしね。まぁこの後登場するゴバルスキーと蒙古三凶撰がへっぽこ過ぎたというのもありますがね…


そんなわけで冥凰島十六士は初っ端から1勝3敗と躓きます。
実際には豪毅は藤堂兵衛の「養子」であって血の繋がりはないんですが…まぁこれは藤堂兵衛があくまでも対外的には実子扱いしていたということかもね。

さて第5戦。闘場へ向かったのはJ。
伊達のリップサービス的な一面もあるかもしれませんが、確かに男塾で敵に回して最も厄介なのはJかもしれません。桃や伊達と同様に大威震八連制覇・天挑五輪大武會を通じて無敗を継続していますし、宝竜黒蓮珠戦・梁山泊十六傑戦では敵の大将格を粉砕してますからね。これほど頼りになる男はいません!

そんなJと対戦するのはこの男!
牙一族ゴバルスキー!
元祖ネコミミ娘ネコミミおっさんです(笑)この時点で彼の後の男塾入塾を予見できていた読者がいたとするなら、その読者は神ですな…

そんなゴバルスキーはシベリアオオカミを手足のように使う狼蒼拳の使い手。
確かに昔はあったんですよね、狼に育てられた子供が発見・保護されましたよ的なニュースが。でもやっぱ実際には考えにくいことですよね。あれはやはり障害を抱えた子供を見世物として扱っていたのかもしれないなぁ…

つーわけでJに襲いかかる狼、ここは軽くJが粉砕。
T・B・J・S(トリプルブレードジャブスペシャル)、なんかDAIGOみたいになってきてますな(笑)

とはいえまだまだたくさんいるオオカミ達。
ざっと数えてみましたが63匹いました。まるで赤カブト討伐のために集まった奥羽軍のようです(笑)探せば銀や赤目が見つかるんじゃないでしょーか。

そしてこの技。
狼蒼拳奥義 塔狼三柱聳!
このまま前に倒れ込めば男塾名物万人橋が出来上がるんですが、それにしてもやはり一番下の狼にかかる負担がデカ過ぎますって…

さて試合毎にニューブロウを披露して勝利するというのがお約束になってきたJ、当然この試合でもニューブロウが炸裂します。
J・S・M・P(ジェットソニックマッハパンチ)!
星飛雄馬ばりのフォームから打ち出されるその拳は音速を超え、切り裂かれた空気が凄まじい衝撃波を生み出すというムチャクチャな技です。まぁそもそも通常のマッハパンチですら音速を超えてましたけどね…

がしかしこのJ・S・M・Pはゴバルスキーには当たらず。
改めて読んでみると、後ろのオオカミ達のフザケっぷりに気付けますね(笑)

がしかしJのJ・S・M・Pは闘場の藤堂兵衛像を破壊していました。
この藤堂兵衛像は冥凰島十六士側の司令室になっていたような記憶もありますが…まぁ闘場ごと破壊してしまうというのはJと赤石の得意技ですからね。

そんなわけでオオカミを失ったゴバルスキーでしたが、予想外にここからJを追い込みます。
狼蒼拳奥義 罠鎖回驤砕!
もうなんかオオカミ関係ないような気もしますが。ただこれであのJを瀕死にまで追い込みますからね、ゴバルスキー自身の戦闘力もまぁ低くはないんですよ。低くはないんですが、伊達と対戦した連中と同じく相手が悪いんだよなぁ…

そんなわけで意識を失ったJ、ここで思い出したのは父親の勇姿。




うーん、やっぱJはかっちょいいですな。つーかJの父親の発言「男の闘いは敵がいかに強大であろうとその敵に敗れることはない 男が敗れる時…それは自分自身に負けた時だけだ!」これも名言認定してOKでしょう。男塾の名言というと迷言ばかりが思い浮かびますが、こういう良名言もあるんですよねぇ…

とはいえ瀕死には変わりがないJにゴバルスキーがトドメを刺しにいきます。
狼蒼拳奥義 双角藐攻!
繰り返し言うようですが、これオオカミ関係ねえでしょ(笑)むしろバッファローマンスタイルですからね…

そして最後は逆転。
宝竜黒蓮珠の鄧罦傑戦で闘場を破壊したJのF・C・M・Pをまともに食らったゴバルスキー、当然即死かと思いきや…
普通は地面に埋まる前に身体が折れちゃいますよね。なのに地面に埋まったということは、ゴバルスキーの肉体がとてつもなく強靭だったからかもしれません。もしくは単なるギャグ要員として処理されたかのどちらかですな(笑)

最後に巻末のファンレターから。
採用されるわけねーだろうが(笑)