きよの漫画考察日記886 ベルセルク第13巻 | きよの漫画考察日記

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我が家の本棚のマンガを1冊づつ考察中。
ちなみに3,000冊近くあります...

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お月様

さて次々と喰われていく鷹の団。コルカスとピピンも喰われちゃいましたおにぎり2人ともいい味出してたキャラやったんやけどここで退場か…

そして逃げるジュドーとキャスカ。ここではこの使徒に注目。
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こいつ、油で揚げたら美味そう(笑)

そしてついにジュドーも死亡。キャスカへの秘めた想いは伝えられませんでした…
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主要キャラことごとく死亡。この展開こそベルセルクです。

そしてついにグリフィスの転生が完了します。5人目のゴッドハンドがここに生誕!
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闇の翼、フェムト!

このフェムト、転生して真っ先に何をしたかというと…
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キャスカを陵辱!

これにはさすがのガッツもブチギレます!
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ガッツの左腕が義手だった前フリ、ここで解決。

まぁエロへの規制が不必要に厳しいアメブロでここからのシーンを公開することはできないんですが、キャスカ、陵辱されつつも感じちゃいますラブラブ
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女の悲しい性なのか、それとも相手が憧れ続けたグリフィスだからなのか…


そんなこんなで蝕の宴も終わり、奇跡的に生き延びたガッツとキャスカ。がしかーし目を覚ましたキャスカに異変が。

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記憶喪失、幼児退行

人間はさ、人生全ての記憶を失うと喋れなくなるのかね?記憶を失っても歩いたりするのは動物としての本能でなんとかなりそうなもんやが、言語というものは記憶に100%依存しとるものなんかね?俺たちは喋る時にいちいち過去の記憶を依り代にして言葉を選んでおるのだろうか?人間が喋る言語ってのはもちろん後天的な物である以上記憶が失われれば喋れなくなるというのが理論的帰結やけども、母国語に関しては先天性を感じませんか?


そして生贄の烙印を刻まれたガッツ、これからは通常の人生をすごすことはできません。
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現実と異界が重なり合う狭間の世界に落ちたガッツ、夜がくるたびに闇の悪霊たちに狙われるんです。それが生贄の烙印を刻まれた者の運命なんです。

がしかしこの運命に抗うのがガッツです。
ガッツ「運命…運命、運命、運命…」
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「生贄だ⁉供物だ⁉運命だ⁉小むずかしい理屈並べてんじゃねえぞ!要するにこいつは戦だ!いつもと何も変わっちゃいねえ!戦ってのは最後に立ってたもん勝ちなんだよ!いいか!てめえら今地獄にたたき返してやるからあの顔色の悪い連中に言っとけ!オレは殴られたら必ず殴り返す!」
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ガッツ「貴様らも!あの腐れバケ物どもも!一匹残らず!オレが狩り殺す!」
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ベルセルクのほとんどの謎が解けた13巻でした。グリフィスとガッツの因縁、ただこれを語るためだけにここまでの物語はあったと言ってよいでしょう。ガッツが闘い続ける動機、身を焦がすほどの憎悪の根源を時間をかけて描いたからこそ、この先のガッツの闘いに説得力があるとゆーか読者を惹きつけるわけですな…