いよいよ明日から公開です!
実はなんですが、、私・・・
でます!!
ヨシムラケンイチ、、、
日本に帰ってきて、初めての映画出演です!!!
出演させていただくと同時に、韓国語関連も任せていただきました。
韓国語関連といいますと、、、、
日本語セリフを韓国語に翻訳し作る事。
日本人俳優への韓国語台詞の指導。
現場で、エキストラ含めて、全ての俳優さんの韓国語台詞のチェック。
現場での韓国語が書かれている美術品や小道具のチェック。
字幕のタイミングなど合ってるか、、などなど。。
これらを任せられたので、責任は重大です!!
何より一番大事なのは、セリフの翻訳。
外国語になるからと、監督の世界観が表現できないとかなるのはナンセンスで、、
例えば、、「本当?」ってセリフにしても、キャラや状況によっては、「マジ?」や「ほんまか?」など、言い方も変わりますから、それにあうよう、多彩な言葉を駆使します。
何度も何度も台本を読み込んで、わからなければ監督に聞いたりしながら、監督の世界観に合う、韓国語台詞を作り上げます。
そして、監督からOKをもらったら、声を録音して、各俳優にお渡しします。
ある日、セリフ練習がありスタジオへ向かうと、、、
久々~~の、、吉岡里帆ちゃんが!!
まさかまさかの、「ごめん、愛してる」に引き続いての共演。
里帆ちゃんも、何かと韓国語に縁があるなぁ~って(笑)
この映画の監督が、、三木聡。
三木ワールドといわれるくらいに、、もうかなりぶっ飛でます。。
ど~~~訳せば?ってセリフがあったり、、セリフ言う人物が、あまりにぶっ飛んでたりで・・・
まぁ~~~~~今までで一番苦労した(笑)
韓国で日本語台詞を作り、指導した時、チュ・ジンモさんやイ・ビョンホンさんに納得してもらうために苦労したのと違い、、
くだらな過ぎて苦労したってのは、本当にはじめて(笑)
でも、監督の映画は何本か拝見していたし、何よりも、その昔、、私が大好きだったギャグ番組を手掛けてた方!!
初めて会った時は、映画の事よりも、それの話ばかりしてしまったほど。。。
こっちも翻訳作業しながら、知らず知らずのうちに、三木ワールドの世界に踏み込んでた(笑)
そりゃ、阿部さんいて、里帆ちゃにて、三木監督いるんだから、現場は面白くないわけない!!
笑いありのホンワカ雰囲気の中、少しのピリッと感があり、現場は最高でした。
仕事中は、私も真面目になるのよ~(笑)
韓国では、日本人役、日本語セリフの翻訳・指導と、今回とは真逆。
でも長年、韓国でがんばってやってきたのが、日本に帰ってきても生かせたんだから、なまじ、、無駄では無かったかなって。。
何でもやっておけば、それが血となり骨となるのだと、現場で寒さ含めて骨身にしみました(笑)
山の中での撮影だったので、寒かったですね。。
寒いのに元気だったのは、里帆ちゃん。
ちょっと撮って撮って~~って、、後ろまで走っていってジャンプ!!
なんで???(笑)
先日もブログでいいましたが、全てにおいて、熱血漢あふれるパワフルな女優さんです。
パチリと撮ったあとで、早速チェック関連の仕事が待っています。
はい、流星号の韓国語、、あってますよ(笑)
って、オートバイのチョイスが渋すぎだし、ネーミングが笑う。。
こんなのを翻訳してたんですよ~~~~(笑)
流星号とか、、、韓国いる時に、一回でも口にした事ないから・・・
こちらのトラックは、、ナンバーも含めてチェック!
ってか・・・
警察車両、、ガムテープで字を作って貼るとかないでしょ普通・・・
この辺の、狙ってるのか狙ってないのかわからない、三木ワールド、、、炸裂し過ぎです(笑)
しかし、やはりといいますか、、スタッフの情熱には尊敬します!!
夏を冬にしたり、夜を昼間にしたりと、、、
高倉健さんが以前言ってましたが、スタッフは狂気の集団だと。
私もそう思います(笑)
こんな感じで、とにかく面白かった撮影。
この映画を私なりに表現するならば、、
大衆演劇
歌あり、笑いあり、そして、、、涙あり!
基本は笑いで進んでいくんですが、物語のシン、、、じゃなくって、、芯の部分には、やらない理由を探すなってメッセージがあるから、、、
きっと見た方の心に、何かを残すと思います。
韓国の俳優さんが良く言ってたけど、マニアックな題材を扱ったりと、韓国映画にない懐の深さを日本は持っている。
この映画は、その俳優の言葉を借りるなら、、まさにザ・日本映画!!って感じ(笑)
全部の感情を楽しめる映画なので、、、、
月並ですが、、
音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ
応援よろしくおねがいします。